5号館を出て

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ビオラだった

 先日来報告している「スミレ」のつぼみが開きました。

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 スミレはスミレでも、園芸品種のビオラのようです。

 春先の一番花ということで、色の着き方もちょっと「変」ですね。

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 でも、まあ。よくがんばって咲いてくれました。

 こちらはまだ開ききっていないものです。

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 こっちのほうが、より完璧な配色になっているのかもしれませんが、花も一輪一輪少しずつ色や形が違うところが生物らしいくて好きです。

 そして、先日丸善・ジュンク堂で見た「えぞホネ団」の展示で魅せられてしまった小さなカメの透明骨格標本。無理を言って譲ってもらいました。

 今日はまだいただいたばかりの状況ですが、見れば見るほど素晴らしいと思います。

ビオラだった_c0025115_21454163.jpg

 近いうちに、これを納めるファンシーな入れ物を見つけることを条件に譲っていただきましたので、明日から鋭意ビン探しにかけまわりたいと思います。

 「虎(とら)は死して皮を留(とど)め人は死して名を残す」という名言がありますが、「亀は死して骨を留める」と詠いたくなるような見事な標本になっていると思います。

 どうしてこんな骨格を持った脊椎動物が進化してきたか、まだまだ謎は解けていないようです。






by STOCHINAI | 2016-04-18 21:56 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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