札幌は本日も天気乱れず

　昨日の夜から迷走台風10号の情報で大騒ぎが続いていますが、例によって札幌は風も吹かず、雨もほとんど降らず、ただ気温だけが高いという状況が昨日から今日も続いています。

　今朝、台風は関東の太平洋沖にあったようです。

　局地的には雨や風がひどいところがあるようですが、多くのところでは意外なほど天候は静かに推移していたのではないでしょうか。

　札幌は風も吹かず、雨もふらず、気温だけが昨日に続き高い状況が続いています。ほとんど熱帯夜の寝苦しい夜も明け方には開け放した窓を閉めるくらい涼しくはなりました。

　上のグラフの唯一の緑の点が午前6時。かろうじて25℃を切った瞬間でした。

　雨が降るぞ降るぞと言われていながら、時折パラパラと落ちてくるものを除いて午後9時の現在にいたるまで札幌では雨らしい雨にはなりません。風もほとんど吹きません。台風はどこにいるの？という感じがまだ続いています。

　こちらが夜になって雨が降っているところのレーダー図です。

　雨雲レーダーを見る限り台風は崩れ始めているようにも思えます。風を見てみましょう。

　これで見ても、台風の勢力は弱まっているように思えます。

　公式の台風情報はどうなっているでしょう。

　八戸の南ということですから青森県に入ってきたようですが、中心気圧もだんだんと弱まってきていますので、この後は衰弱していくだろうと思われます。

　とは言え、台風中心部付近ではまだまだ雨や風による大きな被害が出ているようですので、狭い地域に関しては他人事ではない話だとは思いますが、どうも札幌に関しては最近の気象ニュースがまったくあてはまらず、住民としてはちょっと困惑している状態です。