2016年 09月 02日
暑い日が続きます
今日も30℃を越えました。一昨日は30℃を切ったものの、この5日間で4日が30℃越えになっています。例年ならば最高気温が25℃くらいになってもしかるべき8月末から9月初めにこれだけ高温が続くのも特異なことだと思います。
暑くても寒くても庭で淡々と生き続けているのがツタです。
地植えにして雪の下に埋もれても負けることはなく、毎年元気に伸び続けています。
ほとんど同じニッチを占めているツルニチニチソウもほぼ同じ感じで雪にも負けず伸び続けています。この場所では両者が出会っています。ツルニチニチソウのほうが伸びるスピードは早いような気がしますが、出会ったからといってツタも負けることはないようです。
ツタにしてもツルニチニチソウにしても、最初は鉢植えの寄せ植え用に購入したものです。鉢の中ではどちらも他の花と調和してうまくやっていくので重宝されるものです。
ところが冬が来て寄せ植えの鉢が雪の下で休眠に入り、春が来ると状況は一変します。前の春に購入した寄せ植え用の植物のほとんどが冬を越えることができず枯れて閉まっている中で、ツタとツルニチニチソウそして他少数の草花は雪解けとともに新しい芽を出してくるのです。
我々人間がいるので、次の年も生き残ったものはそのまま再利用されますが、枯れてしまったものや今まで見たこともない新しい植物がまた次の年の寄せ植えとなりますので、地植えにしたもの以外は昨年と同じように耐寒性のあるものとないものが混植された状態で新しい年に同居することになります。
ところが、ツタやツルニチニチソウはどんどん増えて多すぎることになり、余ったものは地植えされますので、庭のグラウンドカバーはこの2種がどんどんとのさばってくることになるのです。というわけで、この家に越してきて16年目、わが家の庭の下草はこの2種類が優先種になってしまっています。
あまりに増えすぎているので、しばしば切り捨てられることもあるのですが、それでも着々と陣地を増やし続けています。ツルニチニチソウは春に花を着けますし、ツタは斑入りのものもあってついつい繁茂することを許されてしまうところも彼らが増える理由のひとつなのだろうと思います。
ツタの斑はけっこう不思議で、同じ枝から斑入りのものと斑の入らないものが出てくることもあるようで、葉の形までも違うのでほんとうに同じ枝なのか不思議に思うこともあります。
地味だけれども丈夫で耐寒性のある草花とはどうしても長い付き合いになる放置主義の庭なのでした。
by STOCHINAI
| 2016-09-02 21:03
| 札幌・北海道
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