2016年 09月 14日
リボ・ベジ
ほとんどの野菜は生きた状態で買ってくる植物ですので、そのまま植物として再生できたりすることが可能なものも多々あります。最近は「リボ・ベジ(リボーン・ベジタブル)」というおしゃれな名前がついているようですが、野菜あるいはその一部をもとの植物に再生して復活させてまた野菜として食べようというたくらみです。
ネギや豆苗などの根がついているものは茎の根元と根を残して食べたものを育てることは比較的簡単にできますが、キャベツなどのアブラナ科の植物も茎から根が出やすいので、根がないものからリボ・ベジにすることは比較的簡単なものが多いです。
こちらはキャベツの芯から再生したリボ・ベジです。
中央にある芯のまわりからキャベツの芽が出てきています。この写真では芽が3ヶ所のように見えますが、よく見ると4ヶ所から芽が出てきているようです。
見にくいですが右手前に4番目が出てきています。根も出てきたので土に活けました。
リボ・ベジは水挿しから始めて成功することが多いです。こちらはリボ・ベジのトライを始めたばかりのブロッコリーの茎です。
まだ根も芽も出てきていませんが、水質が悪くならないように毎日水換えをすると、わりと簡単に根も芽も出てくるものです。
根がついていたミツバやセリなどは、一度購入すると二度と買わなくていいくらいの農家泣かせの優秀さです。こちらがミツバの鉢植え。
そしてこちらがセリです。
どちらもお吸い物や卵料理の香り付けには十分な量が常時提供可能です。
こちらは種から育てたアボカドを切り詰めたものです。
1週間ほど前に切ったのですが、ようやく新しい芽が吹き出しました。
でも、これがリボ・ベジとしてアボカドの実を収穫できるのはいつのことなんでしょうね(笑)。
それは冗談としても、食べた後の野菜や果物の茎や根や種は十分に楽しめる、エコでチープな園芸の素材になることだけはまちがいありません。
捨てれば途絶える生命の連鎖をつなげるという意味でも喜びはつきません。
by STOCHINAI
| 2016-09-14 21:24
| 趣味
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