2016年 10月 16日
秋の手稲・前田森林公園
今日は秋深しです。

来てみてあまりの無変化ぶりに逆にびっくりさせられました。

カナールと呼ばれている水路は当時のままで、これはそれなりに美しいままでした。

反対側まで歩いて振り返っても、美しさは変わりません。
まわりの樹木も成長しており、それなりの成熟は感じられました。

しかし、この虚無感はなんでしょう。やけに人慣れしたカモが遊ぶ池でいいのでしょうか。

全体の景色は作られたときのままを維持しています。維持することの大変さはそれなりに理解はできます。

当時からあっただろう屋外教室も素敵ですが、使いこまれた気配が感じられません。

野球場やサッカー場、パークゴルフ場などはそれなりに使われているようなのですが、その他の膨大な土地が有効に利用されている気配が感じられないのです。環境維持にそれなりに努力されていることがわかるところもありますが、雑草が生い茂り、ところによっては立ち入ることすらできない湿地ビオトープのようなところもあちこちに見られ、「もったいない感」が満ち溢れた公園になってしまっていました。
せっかく市民の税金で作った立派な公園なのですから、もっともっと市民が楽しめる場所にすべきだと思いました。
もちろん、行政だけですべてそれをやれというのは大変だと思いますので、もっともっと市民に開放して場合によっては民間の営利団体にも入ってもらって市民が楽しんでリピーターになれる施設にしないと、これはもったいないですよ、と強く感じました。
こんなところもあるのか、と思われそうな「南側エリア」の「ながめの丘」から手稲山系を眺めながらそんなことを考えさせられる訪問になりました。

いいところなのに、もったいなすぎますよ。

by STOCHINAI
| 2016-10-16 22:43
| 札幌・北海道
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