5号館を出て

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まだ勝つの?

 今日という今日は勝たないほうに賭けていました。加藤が投げ始め打たれ始めたところであきらめていました。ところが1点で加藤からメンドーサへ変わってからちょっと様子が違うと感じました。いつもなら、ここでメンドーサが炎上する場面なのですが、恐ろしいくらい内容のよいピッチングとなってから、「今日は違うかもしれない」と思わされました。

 今日はサンスポの記事と写真を引用させてもらいます。

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2016.10.27 21:37
日本ハム・西川が劇的サヨナラ満塁弾! 3連勝で日本一へ王手!
 SMBC日本シリーズ第5戦(日本ハム5x-1広島、日本ハム3勝2敗、27日、札幌D)日本ハムが西川遥輝内野手(24)の満塁弾でサヨナラ勝ち。3連勝で10年ぶり3度目(東映時代を含む)の日本一に王手をかけた。第6戦は戦いの場を広島に移し、29日に行われる。
 1-1の九回、一死から田中賢が四球で出塁。市川が送りバントを決め二死二塁に。中島の内野安打と岡の死球で二死満塁とチャンスを広げた。ここで打席には西川。広島の守護神中崎の投じた2球目を捉えると、打球はライトスタンドへ飛び込む、サヨナラ満塁弾となった。
 先発の加藤は制球が定まらず、わずか1回1/3で降板。しかし、2番手のメンドーサが5回2/3を1安打無失点と好投し、チームに流れを引き寄せた。

 まさに奇跡のような3連戦になりました。「ような」ではなく、正真正銘の奇跡だったと思います。決してファイターズがカープよりも実力の上のチームだとは思ってはいませんでしたし、今でもそう思っています。でも広島での2敗のあと札幌での3勝、これは奇跡以外のなにものでもありません。偶然に偶然が重なって、それを偶然が後押しして勝ったとしか言いようがない3連勝だったと思います。

 というわけで、札幌での3連戦はカープにとって申し訳のない結果となりましたが、思い返せば広島での2連戦もファイターズにとっては悪夢以外の何物でもありませんでした。これからまた広島での最後の戦いになるわけですが、私としては2連敗もありうることかと思っています。それでも彼の地で1勝でもできればそれはファイターズの奇跡をひとつ増やすことになるのかもしれません。

 今日はおそらくファイターズのことは触れずにこのブログを書くことになるだろうと思っていたので、取材をしてありました。わが家の近くのイチョウ並木です。今年もそろそろ色づき始めた木がありますが、大多数はまだまだという感じです。

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 ところがこの木の向かい側で大変なことが起こっていました。

 まだ黄葉もしていないイチョウの木がどんどん伐採されているのです。

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 確かにこのあたりの木はちょっと黄葉が遅れ気味ではありますが、それにしてもこれはちょっとひどいのではないかと思われました。右の木が現在剪定中のもので、左側の2本の木はすでに切り終えて丸裸になっています。

 今年の黄葉がどうなるかがわかるはずもないずっと前に伐採のスケジュールが決まっていたのだろうとは思いますが、1週間や2週間遅らせて黄葉を楽しんでから伐採したらどうなのかと思いますが、行政というものは風情とは無縁な存在なのですよね。

 まあ、木が殺されなかっただけ良かったと思うことにします。

 地上での人間の愚かな挙動をあざ笑うような夕焼けの雲のスケールの大きさに救ってもらいました。

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 それにしても黄葉直前の緑のイチョウを伐採するということができる人間の感性にはついていけません。









by STOCHINAI | 2016-10-27 22:53 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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