2016年 11月 04日
少なくなったと思っていたアクセスのかなりがモバイルへの移行だった
まずは本日のわが家の前のハウチワカエデの紅葉をご覧ください。
紅葉か黄葉かの判断が難しいくらいの微妙な色ですが、なかなかいい色になったと思います。
結果を見て、ちょっとびっくりしています。
オレンジ色がPCからのページ・ビューなのですが、緑がモバイルからのものです、そしてその右側にちょっとだけ見えるピンクがケータイからのアクセスです。
先月まではこのオレンジ色のデータしか見ることができておりませんでしたので、毎日のアクセス(ページ・ビュー)が600-1000くらい、月に2万5千くらいのアクセスだと思っていました。これはピークだった207-2010年頃に比べると半分以下であり、そのくらい少なくなっているのかと思っていたのですが、今回モバイルのアクセス数を加算してみると30-50%くらい少ないデータだということがわかりました。つまり、2-3人にひとりくらいはこのブログをモバイル(iPhoneやAndroid)でご覧になっているということのようです。
結果的に先月まで毎月2万数千だと思っていたページ・ビューが実は4万を越えていたということがわかり、ちょっと驚いているところです。
ちょうどタイミングよく11月2日のTechCrunch Japanの記事にこんなのがありました。
ますます多くのユーザーがインターネット・サイトにモバイルデバイスからアクセスするようになっている。インターネットの利用状況をモニタする専門企業StatCounterが発表したレポートによれば、モバイルからのインターネット利用が初めてデスクトップからの利用を追い越した。全トラフィックに占めるモバイルからのアクセスが51.2%、デスクトップからが48.7%だった。モバイルからの利用がデスクトップを追い越したのはStatCounterがモニタを開始して以來、初めてのことだという。
これはインターネット・ビジネス全体にきわめて大きな転換点が来ていることを意味する。このトレンドが逆転することはまず考えられない以上、デジタル・サービスをモバイル・ファーストに転換することをためらっている企業は一刻も早く態度を改める必要があるだろう。グラフも載っていました。
世界中のネット全体におけるアクセス手段がこうなっているのに比べると私のブログへのアクセスはまだPCからのものが優勢ですので、ある意味で「遅れている」ということになるのかもわかりませんが、少なくとも3人ないし4人にひとりの方がモバイルでこのブログを読んでおられるということを考えると、こちらとしてもモバイルでの読みやすさを考慮せざるを得ないということになります。
世界的に見るとそれはもう半々ということであるならば、htmlの書き方というものを根本から考え直す時期が「今でしょ」ということになるのかもしれません。
上の記事の原著を見てみると、実はイギリス・アメリカ・オーストラリアなどはまだPCからのアクセスが優位なのですが、インドなどの「後発国」ではモバイルからのアクセスがなんと75%になっていることを見ると、日本を含め世界的にこの先はモバイルからのアクセスを前提にインターネット環境を考えて行かなければならない時代になってきたことがヒシヒシと感じられます。
インターネット上で革命が起こりつつあるということなのだと思います。楽しいし、怖いかも。
by STOCHINAI
| 2016-11-04 21:35
| コンピューター・ネット
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