2016年 12月 04日
アクティブ・ラーニング2日目
日曜日というのに午前中から北大へ。アクティブ・ラーニング特別講義の第2日目です。





今日も12月とは思えない穏やかで温かい一日になりました(最低気温1.1℃、最高気温11.9℃)。これは朝、大学へ向かう道すがら東区から仰ぎ見た手稲山です。

5号館を出てから手稲山の写真がめっきり減ってしまいましたが、いつ見ても手稲は札幌のシンボルです。
アクティブ・ラーニング2日目は「超電導」。これは、大学から高校などへの「出前授業」では定番となっているテーマですが、意外と大学生に提供されることは少ないものです。超電導と言えば浮かぶ磁石。

私は実物を初めて見ました(汗)。

見事に浮いています。

感動して何枚も撮ってしまいました。
大学生の諸君には、どうしてこういう現象が起きるのかということと、永久磁石で作ったレールの上を脱線することなく走る超電導列車がどうして脱線しないのかを考えてもらいました。
学生同士の教えあいとディスカッションの様子です。

こちらの予想をはるかに越える高いレベルの理解へ到達してくれたようで、一方的に教えられたら30分位で「答」まで与えられることと比べると、その10倍位の時間がかかることになってしまいましたが、ほんとうの意味で個々人の血となり肉となる理解という意味では比較にならないほどの収穫にはなったと思います。
学習と研究の間にあるような知の獲得法という気はしましたが、テーマは選びそうです。
by STOCHINAI
| 2016-12-04 21:08
| 大学・高等教育
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