5号館を出て

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宿根草の復活

 お花屋さんで「これは宿根草ですから来年も咲きます」という言葉を信じて購入し、鉢やプランターに植えたままで冬を越させると、本州では大丈夫なはずの宿根草が北海道の寒さに耐えかねて冬を越せないということをなんどもなんども経験させられてきたので、昨年の秋には鉢やプランターから地植えにして冬を越させてみました。

 そうすると「なんということでしょう!」。次々と春に目覚めてくるものがあるのです。ただ、残念なことに地植えする時に花の名前を対応させるということを怠ってしまったものですから、出てきた芽ではなんの植物だったのかがわかりません。

 とりあえず、大事に育てて花を見るのを楽しみにしたいと思います。そんな中でもラベルとともに地植えしてあったのがこちら、白い花のガウラです。

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 なかなか芽が出なくてちょっとあきらめていたところですが、次々と復活してきています。

 もっとも優秀に見えるのがこちら。

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 花が咲くまで復活してくれそうです。こちらは茎も枯れずに復活中のスイカズラ。

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 これは地植えにしなくても冬を越せるようです。

 こちらも元気があります。

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 ひょっとすると2つ上のものと同じ種類かもしれません。

 こちらも茎が生き残ったものです。

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 葉が特徴的なのですぐに身許が割れそうな草です(笑)。

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 これはニンジンソウ?。何事もなかったかのように伸びてきています。

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 こちらは冬越しではなくて、春に早々と外に出したせいで太陽光線で葉がすべてやられて枯れ木のようになっていたフユサンゴ(ヒメダイダイ)です。前にも一度経験があるのですが、無事に復活してくれています。

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 こういうのを見ていると、自分は植物に関しても「発生」が好きなんだなあと改めて実感しているところです。

 春は力強く生き物を復活させてくれる季節です。







by STOCHINAI | 2017-05-07 22:32 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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