2017年 05月 10日
昔は薬、今は嗜好品
今日は今年最初の「枝・葉・草」の収集日でした。今年は少し早めに進行した我が家からも大量の「枝・葉・草」を出さしていただき、かなり庭がスッキリしました。
今日は「天使の補講の日」ということで午前中から天使大学です。午前中は天気も良かったのですがちょっと風があり、昼に終わる頃には全天曇ってきて、午後1時ころには少し雨も降りはじめました。私はなんとか雨には当たらずに帰ってこれました。
というわけで風と雨の外では写真も撮る気になりません。明日は普通の「天使の日」なのでその準備もあり部屋で作業中です。
季節としてはすでに「立夏」になっており、今日は第20候「みみずいずる」となりました。啓蟄から2ヶ月たってようやくミミズが出てくる季節ということなのかもしれませんが、ミミズは啓蟄の頃から活動していたような気もします。
それはさておき、「くらしのこよみ」での旬の野菜はアスパラガスでした。
最近はこういうビンテージもののボタニカル・アートを見るとついついネット検索をして原典を探す癖がついています。今回はちょっと苦戦しましたが、なんとか一覧ページにあった図にはたどりつけました。
「くらしのこよみ」にある『薬用植物事典』そのものではなかったのですが、そこからの図が掲載されているようです。
説明もないので(あってもフランス語がどこまでわかるか謎ですが)確かなことは言えませんが、この時代には現在はほとんど嗜好品としてしか扱われないものが「薬」として珍重されていたことがうかがわれる図録となっています。
気になったものを並べてみました。まずはバナナ。
なんの薬だったのか気になりますが、カロリーが高いので滋養食でしょうか。続いてピーナッツ。
こちらは脂分がたっぷりなので薬の効果はあるのかもしれません。そしてパイナップル。
タンパク質分解酵素が含まれているらしいので、消化不良の薬でしょうか。もうひとつ気になったのはアーモンド。
これはピーナッツと同じような効果があるのかもしれません。
まあ、コーヒーも昔は薬として広まったそうなので、珍しい食べ物は最初はみんなくすりだったのかもしれませんね。
今回は借り物ばかりで失礼いたします。
by STOCHINAI
| 2017-05-10 21:50
| 医療・健康
|
Comments(0)