5号館を出て

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寒期から抜けず

 10日土曜日から始まった寒期が今日も続きます。それでも天候が回復したので明日に予定されている屋根シートの張替え工事のじゃまになるフジの木をかなり切る作業をやってしまいました。フジの木の幹は15年位放置してあったのでかなりの太さになっているのですが、意外なほどにノコで切りやすくかなり切ったにもかかわらず短時間で作業は終わりました。

 その後は外が寒かったので出る気にならずに室内で作業をしているうちにあっという間に日が傾いてきたので、あせって写真を撮りに外に出ました。

 西日を浴びた、色づく前のレッド・カラントです。

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 透明な実は色づくと見事ですが、色づく前にも充分に鑑賞に耐える美しさです。

 オオデマリの雪はまだ降り続いています。

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 今日は西日がとてもきれいで、水平に差した茜色の光が作る影絵はそれだけで絵になります。

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 この後に雲一つない黄昏の夕景となり、それは見事なものでした。

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 この夕景は日本の原風景なのかもしれないと思いながら、川瀬巴水の版画と比べてしまいました。

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 雪の「芝増上寺」の版画が有名な川瀬巴水の版画集が2年ほど前からパブリックドメインとしてiTunes storeで無料配布されていることをつい最近知りました。


 中の版画もパブリックドメインですから自由に使うことができますので、この2冊は必携だと思います。

 夕焼けつながりでいくと、この「初秋の浦安」もなかなかいいと思います。

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by STOCHINAI | 2017-06-12 21:02 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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