5号館を出て

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晴れて暖かいので外仕事

 というわけで、先日大量に切ったフジの幹および枝を資源回収用に50センチに切りそろえてまとめるという作業になりました。フジの木は軟質で手挽きノコで簡単に切れるので切断作業自体はそれほど大変ではなく、切断よりは手間がかかったものの小一時間で終了しました。

 久しぶりに庭の見回りをしてみると、風景はどんどん変わっています。

 あれほど咲き誇っていたオオデマリはほぼ散り終わり、わずかにのこった花柄が往時を忍ばせてくれるだけです。

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 今はその影にあるタニウツギが主役になっています。

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 昨年から土の中で冬越しをした宿根のキンギョソウもようやく咲き始めようとしています。

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 アジサイはまだちょっと時間がかかりそうですね。

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 昨年ハバチにやられたシモツケが心配で見てみると、すでにやられ始めていました。シモツケマルハバチだとは思うのですが老眼の目にはまだ小さいと思われる敵がよく見えません。

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 アブラムシと違って水の霧吹きでは簡単に吹き飛びそうもないので、残念ですが最終的には薬品を使わざるを得ないかもしれません。

 さて、季節は先週頃から「芒種」、候は第27候「梅の実黄ばむ 梅子黃」だそうで、「くらしのこよみ」には旬のさかなとしてウニが登場しています。

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 最近はここに登場する古典の原著をネットで探すのが楽しみになっているので今回も探してみました。この図の説明によると図はキュビエの「動物界」からの図だとされているのですが、かなり一所懸命探しても出てきません。

 仕方がないので画像検索でいろいろ調べて、ようやく発見しました。

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 間違いなく同じ絵ですね。

 ところがこの図の出典はキュビエの動物界とはまったく異なるこちらだったのです。

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 もちろん、これもパブリックドメインとして全巻ダウンロード可能です。

 古典の研究にはほんとうに良い時代になったものだと思います。







by STOCHINAI | 2017-06-16 23:19 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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