5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

真夏日の太陽の下、北大へ

 一昨日ほどではありませんが、ギリギリ真夏日の昨日をはさんで、今日もまた完璧な真夏日となりました。最高気温32.4℃は押しも押されもせぬ真夏日です。暑い!

 数日前から日陰に植えてあったシランが花を咲かせています。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22135196.jpg

 すでに30℃を越えつつある直射日光の下、T国から帰省中の北大教養部での同級生だった某氏夫妻と落ち合うために北大キャンパスに向かいました。

 暑いので自転車もゆっくりとポタリングです。天使大学の前を通りがかった時、先週の講義の時には見逃していたのですが、天使病院の前のラベンダーが最盛期になっていることに気が付きました。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22175655.jpg

 今年は富良野などでラベンダーの大量枯死が心配されていますが、こちらはまだ若い株なので元気いっぱいです。

 この道を真っ直ぐ西に向かうと北大のイチョウ並木に続いています。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22180507.jpg

 こんもりと茂ったイチョウは涼しい木陰を提供してくれていました。木漏れ日が美しかった正午前です。

 せっかくここまできたので、イチョウ並木そのものも記録しておきます。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22180811.jpg

 と、しばらくの歓談の時間がすぎ、また北大に戻ってきたときに気がついた中央食堂前のインターロッキングの隙間を埋める細かな花。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22181734.jpg

 上を見上げると、シンジュ(ニワウルシ)の花が咲いていました。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22182085.jpg

 この後、こうした大木は膨大な種を作るのですが、つい先日までの北大構内はハルニレが大量の種を撒き散らしていましたように、他の木との競争もあり、森が一種類の木で覆われてしまうことがないのは自然の妙です。ということは、ほとんどの種はムダになってしまうのですが、それくらいやってようやく数少ない次世代の木が育ってくるというのが現実です。

 こうした壮大な植物の競争を見た後、我が家に戻ると小さな植物たちも頑張っていました。

 この春まいたナスタチウムの初花が咲きました。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22182933.jpg

 ふと振り向くと、ガクアジサイも少しずつ花の形を整えつつあるようです。

真夏日の太陽の下、北大へ_c0025115_22183272.jpg

 ほんの短い北海道の真夏は、暑さにへこたれる前に終わってしまうので、その暑ささえも愛おしく楽しみたいと思います。







by STOCHINAI | 2017-07-09 22:35 | 大学・高等教育 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai