5号館を出て

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バイオの政治学

 超ローカルな話題でスミマセン。
 
 大学院集中講義のお知らせです。今回は、講師があの白楽ロックビルさんということで、特別に宣伝させていただきます。おそらく、北海道初お目見えではないでしょうか。私は本は何冊も買いましたが、一度も「見たことがない」方です。

 いちおう北海道大学大学院理学研究科の共通講義と言うことになっていますが、どなたであれ講義を聴講するために講義室へ入ることを妨げられることはないはずです。ありません。ただし、単位が欲しいというような場合には大学に正式な手続きが必要となると思いますし、面倒なのでそのようなことは言わないでください。

以下が案内状からの転載が主なる情報です。

授業科目名: 科学史特別講義III (研究科共通)
講 師 : 白楽ロックビル (林 正男 お茶の水女子大学理学部 教授)
題 目 : バイオの政治学

日程及び講義室 :9月27日(火)-30日(金) 理学部5号館2階06室
(初日27日は,午前10時半から,理学部の5号館2階06教室にて。それ以後は,受講生の人たちと相談しながら決めます。)

 一応の予定は以下のとおり

9月27日(火) 10:30-12:00 13:00-14:30 14:45-16:15
9月28日(水) 10:30-12:00 13:00-14:30 14:45-16:15
9月29日(木) 10:30-12:00 13:00-14:30
9月30日(金) 10:30-12:00 13:00-14:30

※9月 27日(火)14:45-16:15 は コロキウム 「研究者の事件を読み解く」 です。


 講義案内のポスターから引用した白楽先生ご自身の講義概要によると「白楽は生化学者・細胞生物学者である(った)。・・・・・・研究者が国家レベルの研究体制をマネージすべきと「バイオ政治学」を提唱した。前半の2日半はその「バイオ政治学」を語る。話題は、学生・院生のキャリア問題、博士号、研究者のあり方、研究費配分問題、生命倫理、メディア問題などだ。後半は、読売新聞東京本社の科学部長である北村行孝さんに友情出演を仰ぎ、科学ジャーナリズムにおける新聞の役割、科学報道の歴史と変遷、科学の報道例、科学ジャーナリズムの課題、科学ジャーナリストに求められる資質・能力など、現場の生の声を講義していただく。科学ジャーナリスト希望者は必ず受講し、北村さんにコネつけよ! 質問もたくさんしてネ」だそうです。

 世話人はCoSTEP代表の杉山滋郎(011-706-4421)さんです。

 私も時間があったら是非とも顔を見に行きたいところですが、時間があるかどうか、、、、。
Commented by riverparade at 2005-09-24 15:32
秘書ももぐりこめそうでしょうか??
白楽先生の好きな言葉の一つが私と同じで、急に親近感がわきました・・・
Commented by stochinai at 2005-09-24 15:56
 riverparadeさんは大学院生に見えますから、大丈夫です。勤務時間外には是非とも潜り込んでください。
Commented by ぜのぱす at 2005-09-29 10:34
今頃は講義の最中ですか。聞きたかったなぁ。
Commented by stochinai at 2005-09-29 11:32
 私も、コロキウム 「研究者の事件を読み解く」以外は聞けず、書類書きとか学会準備とか来週から始まる講義の準備とか、そんなことばっかりやってます。
by stochinai | 2005-09-22 19:12 | 教育 | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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