2017年 11月 22日
今日明日は暖
データ的には昨日は真冬日を脱していたのですが事実上の真冬日のままでした。今日は正真正銘、気温的には暖かい一日となりました。最低気温こそ日付の変わる頃にマイナス3.6℃を記録していますが、日の出の頃にはほぼ0℃、最高気温は7.1℃とこれが平年並みというところでしょう。今日は庭から出た「葉・枝・草」の今年最後の収集日でした。回収に出た葉や枝は雪にまみれたものになりましたが、これを出すとなんとなく安心して冬を迎えられるような気がします。








なんとなくほっとして庭を見ていたら、この季節とは思えない黄色い色のものが枝に見えます。そばに行ってみるとなんとレンギョウの花が咲いていました。

典型的な「狂い咲き」というやつですね。寒さの後で急に暖かくなったので、焦って咲いてしまったのでしょうか(笑)。見回すと、この木にはもう一輪の花が咲いていました。
午前中からプラスの気温ですから、積もった雪もどんどんとけます。

こんな氷もみるみるうちにこんなになりました。

日が当たると家の中は暖かくなりますので、ネコがひだまりを探してウロウロしています。

残念ながら、今日は日差しは少なく湿度が高いので気温は高いのですがなんとなく底冷えのする春の雪解け時期のような一日でした。
こんな日は「くらしのこよみ」でも見ながら旬のさかなでもながめるのがいいですね。
今日のサカナはシシャモでした。

「くらしのこよみ」に美しいカラフトシシャモ(カペリン)の図版があり、原典はキュビエらによる「魚の博物誌」だということで早速探してみると、最近お気に入りの Biodiversity Heritage Library に原著があるようです。
必死で前ページをめくって見つけました。上の絵には色が着いているようですが、見つけた原著はモノクロ図版でした。
ほとんど間違いなく同じ図だと思います。まずはメス。

そしてこちらがオス。

200年も前の原著に巡り会える気分は何度味わってもいい気持ちのするものです。
原著はこちらでデジタル公開されています。

明日も今日並みの気温だそうで、予報では雪はなくなるとのことでした。
by STOCHINAI
| 2017-11-22 22:32
| 札幌・北海道
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