5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

サイエンス・カフェ花盛り

 日本科学未来館(Miraikan)のボランティアの皆さんが作っている科学コミュニケーションブログで、「実はあちこちにあったサイエンスカフェ」というエントリーが書かれ、その中で全国のサイエンス・カフェが紹介されています。

 うれしいことに前ふりにCoSTEPのサイエンス・カフェの盛り上がりが取り上げられています。

 ここで紹介されているものを見てみると、同じようにサイエンス・カフェとしてくくられてはいても、それぞれがずいぶん違うことがわかります。

 講演会と変わりのないものから、ごくごく内輪のクローズドなサークルのようなものまであるみたいですが、それはそれでいいのだと思います。

 それぞれの人達が、自分たちに合ったやり方でサイエンス・コミュニケーションすることを通じていろんな可能性を試している今が一番楽しい時期なのかも知れません。

 K_Tachibana さん、情報をありがとうございました。

追記(2005/10/19): K_Tachibana さんに続いて、とっさ日記さんが充実のサイエンスカフェ情報を書いてくださいました。サイエンスカフェに興味のある皆さんは、是非とも読みに行ってください。
Commented by K_Tachibana at 2005-10-16 00:15
TBいただき,ありがとうございました!

CoSTEPのサイエンスカフェも,今後継続的にサイエンスコミュニケーシ
ョンの可能性をさぐっていっていただければ嬉しいです.
部分的に一部のサイエンスカフェを取り上げているものはあっても,それ
らを網羅的にまとめたものはなかなか見当たらないんですよね.

そもそも日本のマスコミにおける科学の扱いは非常に軽い印象をもちま
す.一般的に科学に関する関心はほかのいろいろな話題と比較すると
相対的に低いのでしょう.サイエンスカフェのような,草の根的な活動に
よって,物事を科学的に捉えることの重要性,科学を正しく理解できるこ
との重要性が少しでも社会に浸透していけばと思います.

ちょうど,先日の日本学術会議の新会員発表であった,Miraikanの毛
利衛館長がサイエンスコミュニケーターの重要性を説いていたように,
時代は追い風になりそうな印象をもっています.

by stochinai | 2005-10-15 13:03 | CoSTEP | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai