5号館を出て

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真冬日を抜けてクンシラン伸びる

 記録的には昨日すでに真冬日を抜けていたのですが、昨日の最高気温はかろうじてのプラスで0.1℃でした。今日は押しも押されもせぬプラスの1.3℃にまでいきましたので、はっきりと暖かさを感じることができました。

 ときおり強い日差しも射し込んでくる室内では暖房がいらない時間帯もあったほどです。

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 先日来、葉の間から顔を出すか出さないかのうちに最初の花が咲きはじめたクンシランですが、花茎もだいぶ伸びてのびのびと花が開き始めました。

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 ちょっとピントが甘いですが、色は楽しめると思います。

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 さてこのクンシラン、南アフリカ原産のヒガンバナ科の植物ですが園芸品種としてはヨーロッパでかなり古くから栽培されていたらしく、古典的な園芸雑誌にも載っています。

 例によって Biodiversity Heritage Library で探してみました。

 どうやら Flore des serres et des jardins de l'Europe という園芸雑誌に載っているようです。

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 1880年版の第23巻にようやくみつけました。

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 この見事な花はいろといい形といい我が家に伝来してきたものの祖先に違いありません。

 現在はウケザキクンシラン(受咲き君子蘭)Clivia miniata と呼ばれる種の園芸品種だと思われますが、当時の学名は属名が違っていたようです。

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 当時は Himantophyllum miniatum という学名が正式なものだったようですが、よくみると記載の最後に Clivia miniata という名前も見えますので、これがまさに日本に伝来したクンシランの祖先ということになるのかもしれません。

 彼らがしっかりと命をつなげてきたことがよくわかります。









by STOCHINAI | 2018-02-17 23:00 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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