2018年 03月 12日
メトロポリタン美術館の窪俊満
ニューヨークのメトロポリタン美術館でパブリックドメインとして公開されている窪俊満の浮世絵は検索しただけでは213出てきます。





札幌の屋外にはまだまだ春はやってきませんが、メトロポリタン美術館の窪俊満の作品から春に関係したものをいくつか再掲させていただこうと思いました。
札幌の春はモクレン(マグノリア)あるいはコブシの花から始まります。マグノリアは西洋でもポピュラーなので洋の東西を問わず話が通じやすい花のひとつです。

白い花が白い紙の上に木版で押されているのですが、よく見るとなかなかいい味を出しています。
続いてはネコヤナギです。一緒に描かれているのはカワセミのようです。どちらも水辺で見られるものですね。

こちらにはスミレ、サクラソウなどが描かれているようです。タンポポやツクシ、それにキノコもあるようです。春の野草ですね。

続いてバラにウメ。これを見るとバラは意外と古くから日本に入ってきていたようです。
そしてヤマブキにユキノシタ。

そして季節はちょっと進みますが、アヤメにオシドリ夫婦。

せっかくパブリックドメインで公開されている日本の美術をもっと有効に活用できるといいのですが、こちらの知識不足でもったいない思いをしています。
はやりのAIとやらで再整理したものをネットで検索できるようにしてもらえたりするとうれしいのですが。
by STOCHINAI
| 2018-03-12 22:37
| 季節
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