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クンシランの2番花

 今我が家にあるクンシランの株はもう30年以上育てていると思うのですが、花が咲かなかったことはあっても花が終わってから同じ春のうちにもう一つ花茎が上がってきて次の花が咲くのを見た記憶はありませんが、この春どうやらその「奇跡」が起こっているようです。

 これが3株はいったクンシランの鉢です。

クンシランの2番花_c0025115_21232638.jpg


 左下の角にすべての花が終わった最初の花の房があります。右にあるのが2番目に咲き出した花でいくつかの花はもう枯れ落ちています。そして、上に方にあるのが最後の花房で今が最盛期です。

 問題は左下の最初に咲いて終わってしまった株です。

クンシランの2番花_c0025115_21233553.jpg

 ちょっと接近してこの株だけを撮って見たものがこちらです。この写真ではわかりにくいですが、すでに花のなくなった花茎の根元の部分に怪しげな白と薄い朱色のものを発見しました。

 その部分に接近してみます。

クンシランの2番花_c0025115_21234150.jpg

 左に伸びたスジっぽいものが最初の花茎ですが、そこから2枚の葉を隔てたところに新しい花の蕾が顔を出しているではありませんか。

 園芸本によるとクンシランは新しい葉が6-7枚増えないと次の花が咲かないということなのですが、今年の春は暖かいこともあってか最初の花が伸びてから新しい葉がたくさん伸びてきて同じ春の間に次の花を作ってしまったということなのかもしれません。

 調べてみるとクンシランも大きな株になると2本の花茎を伸ばすものもあるということなので、「奇跡」というほど珍しいことではないのですが、私としては生まれて初めて見たような気がして不思議な気分に浸っております。








by STOCHINAI | 2018-04-04 21:49 | 趣味 | Comments(0)

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