窓辺にやってきたヒヨドリ

　最低気温6.1℃、最高気温12.1℃とこの時期としては普通の一日だったとは思いますが、太陽もあまりのぞかず、風が強く、時折雨が降るなどして良い天気とはいい難い一日となりました。

　リンゴをやっているので、毎日1-2羽のヒヨドリはやってきているようなのですが、どうも滞在時間が短いようで、ここ数日はあまり見かけないような気がしていました。

　それが今朝はウッドデッキの手すりの上にとまり、居間の窓ガラスのすぐそばまできて家の中をのぞいていたのです。数日前にやったリンゴはまだ残っているような気配なのですが、雨に濡れて新鮮さがなくなってしまったことに不満だったのかもしれません。

　それで窓際に新しいリンゴを置いてみたところ、ほどなくやってきました（笑）。

　こちらは食卓に座ってゆっくりとカメラを構えることができる位置です。

　ちょっと近すぎてこちらがドキドキするほどです。

　堂々とリンゴを食べ初めました。

　つついた後は飲み込むために上を向くのがおかしいですが、かわいくもあります。

　こちらの動きも見えていると思うのですが、ほとんど動じずに食べ続けています。

　時折ちょっとは警戒する様子もあります。

　それでもゆっくりと時間をかけて満足するまで食べたようです。

　そのうちに雨が降ってきて一度はいなくなりましたが、雨の中を戻ってきて食べ続けていました。

　このくらいの雨なら「雨ニモマケズ」のようですが、そのうちに満足したのか雨が嫌だったのかどこかへ行ってしまいました。

　昼過ぎに雨も上がり、ほんのちょっとの時間ですが日もさしてきたのですが、もうそこにはヒヨドリの姿はありませんでした。

　奥に見えるのは我が家に残った最後の雪です。そろそろ消えますね。