5号館を出て

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穀雨 霜止出苗(こくう しもやんでなえいずる)

 季節が変わりました。二十四節気では第6の「穀雨 こくう」が続いていますが、今日から七十二候の第17候「霜止出苗 しもやんでなえいずる」となります。さすがに北海道でももう霜が降りる季節ではなくなってきています。

 本日「うつくしいくらしのこよみ」で配信されてきた春の風景がこちらです。

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 遠くの山には雪がまだかなり残っていますが、平地ではサクラも咲き、農業の季節が始まる頃という時期ですね。

 旬のさかなはヤリイカです。

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 去年あたりから不漁を通り越して激減中のイカですが、ちょっと我々日本人は食べ過ぎたようで、旬の季節になっても簡単には口にできなくなったのは自業自得と言わざるを得ません。

 ここはいさぎよく何年かは禁漁にしても良いと、私は思うのですが漁をして生活している方々にはそうもいかないのかもしれません。農業と違って漁業はほとんど育てるということをしないので不漁だからといって罪悪感が少ないところがよくないのかもしれません。

 昨年も出てきたイカナゴも同じくこの時期の旬のさかなですが、稚魚を大量に食べることの罪悪感はさておき、毎年それを続けても意外に資源が枯渇しないのは自然の不思議でもあります。

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 話変わって、こちらは数日前に配信されてきた5月号のScientific Americanです。

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 表紙になっているのは恐竜の祖先のDromomeronという小さな爬虫類で、この仲間が巨大恐竜へと進化して地球を席巻したのは単に偶然のなせる技だったという説が有力になってきたというお話のようです。

 相変わらず素晴らしい仕事をする美術陣が恐竜の祖先が両生類にもビビるようなか弱な存在であることを示す絵を描いています。

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 水を飲みに来て、そこにいた巨大な両生類に食べられることもあったに違いない恐竜の祖先の爬虫類たちはどうやってあのティラノサウルスのような地球の覇者へと進化することができたのでしょうか。

 こうした偶然と必然の織りなす進化の過程は我々ヒトが出てくるまで延々と続く不思議でおもしろい地球の歴史であり、それは実はまだ続いているお話の途中なのです。








by STOCHINAI | 2018-04-25 23:09 | 季節 | Comments(0)

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