5号館を出て

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おかだま縄文体験学習館

 午前中は晴れてくれ、最高気温も昨日よりはちょっとマシ(14.3℃ vs 16.9℃)とはいうものの低めで、風は今日のほうが強かったのではないかと思われ相変わらず寒い一日でしたが、せっかくの日曜日ということで近場ですが先月末にさとらんどにオープンした「丘珠縄文遺跡体験学習館」を見に行ってきました。今、サイトを見て知ったのですが、ここのほかに「丘珠縄文遺跡展示室」というものがあるようなのですが、そちらはここからは離れた「さとらんどセンター」の2階にあるようです。

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 体験学習館に行ってみると、ちょうど「火おこし体験」と「土器の接合復元体験(土器の3次元パズル)」の実施中で、タイミングよく体験させてもらえました。

 さとらんどに来るたびに、ここいらでなにやら発掘作業が行われていることが気になっていたのですが、今年までは柵の中で立ち入り禁止状態で何が出てきているのかなど、まったくわからない状態だったので今日はいろいろと勉強になりました。

 さとらんどの航空写真がありました。

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 右の青い屋根の建物が体験学習館で、左上に見えるのがさとらんどセンターです。

 というわけで、まずは体験学習館の案内パネルです。

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 ここにいた縄文人は縄文時代の最終期(本州ならば弥生時代にはいるところですが、北海道では弥生時代というものがなく、縄文時代のあとは続縄文時代)に生活していた人々のようです。

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 これを見ても北海道は本州とはまったく異なる歴史で明治時代を迎えることがわかります。

 こちらが出土した品々です。

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 かなり素朴なものばかりですが、こうした土器やヤジリは北海道のあちこちで出土していて、そんなに珍しいものではありません。

 展示室には行きませんでしたが、ここにもちょっとだけ展示はありました。

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 北海道の歴史を考えると、本州の「和人」が先住民族である「アイヌ」を滅ぼしたというのが単純化された話なのですが、最近になってアイヌの子孫の方達が先住民族としての復権を主張し始めていることに時代の流れを感じます。北海道をアイヌに方々に「返還」するというのは難しい話だとは思いますが、先住民族としてのアイヌの方々の権利と伝統を日本政府が保証していくということなら当然のことだと思います。

 世界的に先住民族の方々が復権している中、日本でもアイヌや琉球の方々が先住民族として認められていくことが当然の流れになっていくことだろうと思った本日の体験学習館訪問でした。

 こちらは夕方の北海道にかかった不思議な雲をとらえた衛星写真です。

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 道北から道東を袈裟懸けするような斜めに走った雲から北東側に吹き出している雲の筋。不思議でおもしろい現象です。









by STOCHINAI | 2018-06-10 23:04 | 教育 | Comments(0)

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