気象学的にも梅雨っぽいと思えるのですが・・・

　今日もまた一日曇天と霧雨が続いていましたが、夕方にはちょっと西の空が茜色に染まってホッとしましたが、23.5℃の最高気温が記録されたのが午後5時28分という異常な感じの日ではありました。

　いわゆる「エゾ梅雨」はライラックの花の咲く頃に低温と曇天と雨の日が続くので梅雨のようではあるけれども、本州以南の梅雨のように停滞前線によって起こるものではないので、梅雨の定義にはあてはまらないと言われることが多いのですが、最近は北海道の方にも停滞前線が上がってくることがあります。

　今日などは梅雨前線が北海道にまで達して道南や道北では大雨が降っていたようです。

　この停滞前線（梅雨前線）は夜になっても、明日になっても北海道から動かず（どころか、さらに北海道に侵入して）まさに停滞しています。こちらが今朝に出された今日の夜の天気図です。

　そしてさらに明日も同じ状況が続くようです。

　さらに今見た最新の明後日の予想図です。

　梅雨前線は北海道を通り抜けるほど北へシフトしています。

　これでもまだ、北海道は梅雨じゃないって言い張るのでしょうか、気象庁の方々は・・・。

　おかげさまで札幌を含む道央はそれほどの雨量にはなっていないのですが、道南・道東・道北はところによっては豪雨状態になっているようです。そろそろ「北海道も梅雨に入りました」って言ってもいいのではないかと今年は強く感じます。

　それはさておき、この湿度の中で植物は意外と元気です。

　こちらは昨日の夜から開き始めたホヤの花です。

　明日は梅雨の晴れ間などという言葉は使いませんが、「1日だけ天気が回復する」という予報が出ているようです。