5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

雨去って花火上がる

 今日は「天使の日」だったので、昼から出かけました。雨は完全には上がっていなかったのですが、かろうじて自転車が使えました。

 雨はさったようなのですが、今度は寒気がやってきました。我が家の寒暖計では室外温度は現在12.4℃。このくらいになると冗談抜きで「寒い」と思います。

 と、とても夏とは思えない気温なのですが、なんと外で花火の音がしています。

 2階のベランダから見てみると、東の空にそこそこ大きな花火が上がっているではありませんか。

雨去って花火上がる_c0025115_22021144.jpg

 東区のT高校の学校祭の前夜祭のようであります。昔は我が母校くらいしか花火を上げていなかったのですが、最近はどこの高校でも学校祭に花火を上げるようになっているのかもしれません。

 それにしても寒いので早々に室内に逃げ込みました。

 今日は雨こそ昼くらいで収まってきましたが、気温のほうは昨夜をピークにして一貫して下がり続けています。

雨去って花火上がる_c0025115_22161085.jpg

 予報では明日の朝までこの12℃くらいが続くということなので、まあこれが気温の底なのでしょう。

 部屋に逃げ込む前に空を見上げると、雲の隙間から星が見えていました。ずっと曇りの続いていた札幌ですから、星を見るのも2週間ぶりくらいな気がします。

 「高校の学校祭、花火、星」と並ぶとなんとなく自分の高校時代を思い出したりもして苦笑いですが、なぜかこの数日のうちにラジオで荒木一郎の「空に星があるように」を2回ほど聞きました。今日もなんとなく天使大学に向かう自転車をこぎながら歌っていたのでYouTubeで探してみたらオリジナルがありました。1966年、私が高校に入学した年です。



 歌詞は中学生の詩みたいだし、メロディも素人くさいし、ギターは下手だし、とまったく芸術的にほめるべきところはないのですが、なんとも強く心に残るのが不思議です。誰でも演奏できて歌えるというところがいいのかもしれません。当時の高校生にとって、ちょっと不良っぽい隣のお兄ちゃんといった存在だったような気もします。

 彼の歌ではもう一曲思い出すのがこちらです。「君に捧げるほろ苦いブルース」。こちらは1975年で、上に比べると楽曲としてはちょっとだけ進歩が感じられるかもしれません。

 この年、私はもう大学院生でした。



 もう7月になったというのに、この寒さはなんなんだろう?








by STOCHINAI | 2018-07-05 22:40 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai