5号館を出て

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放送大学の学生は暇な時間は本を読む

 放送大学面接授業2日目です。何やら空模様が怪しいのですが、家を出る8時20分頃にはなんとか1時間位持ちそうだと判断されたので自転車で出発しました。ちょっと心配したとおり、北18条の北大通りに来たあたりでポツポツと降り出しましたが、ずぶ濡れになる前には目的地に着くことができました。

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 聞いてみると大学卒の経歴を取るためには放送大学がもっとも経済的だとのこと、ただ今学生募集中でした(笑)。

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 調べてみると放送大学の学生の属性はおもしろいです。

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 女性がやや優勢で、会社員や看護師という職業を持つ人が多く、年齢は60代以上が多く、それに40代、50代が続きます。普通の大学生の年代は10代・20代を合わせても30代の学生より少ないという構成になっています。

 私が今回担当したクラスの53名もほぼ似たような年齢構成になっているようで、なかなかおもしろかったです。

 中でももっとも印象に残ったのは、休憩時間の過ごし方です。特別講義ということがなくても放送大学ではクラスメートなどの知り合いが少ないということなのか知り合い同士で談笑するという姿は少なく、ほとんどの人は一人で机に座って時間をつぶしています。今どきの学生ならば、たとえそういうシチュエーションでも十中八九スマホをいじっているものですが、そういう人はそれほど多くはありませんでした。逆に結構落としを召した方がiPadを使っていたり、若者がノートパソコンを使っていたりと、今どきの大学生よりもITスキルは高い人が多いと感じられました。講義の前後でもUSBメモリーを持ってきて講義に使ったスライドのファイルを請求した人も5人位いたのは普通の大学ではあまりしない経験です。

 そしてなにより驚いたのは座っている人の3割ほどが読書をしていたことです。昔は珍しくなかった大学生の読書ですが、今は見るとびっくりするということに私自身が驚いてしまいました。年齢の問題もあるとは思いますが、この放送大学生の自立心の高さにはほとほと敬服いたしました。また機会があったらぜひとも講義をやらせていただきたいと思ったほどです。

 というわけで久々に2日続けて「9時から5時まで」の労働をさせていただきました。

 終わってみるとさすがにこれを一週間続けることはできないと思いながらセンターを後にしましたが、天気も回復しており、まあまあ心地よい帰り道でありました

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 昼間に講義をしていた時間には雷と激しい雨も降っていたようですが、帰る時には雨も嵐も収まり涼しい風が吹いていました。

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 毎日と言われたらお断りするしかないハードな2日間でしたが、たまにならまたやってもいいなと思える楽しい授業でありました。








by STOCHINAI | 2018-07-15 21:37 | 大学・高等教育 | Comments(0)

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