今日は外で写真を撮る機会がなかったので、Fauna Japonica でも眺めて過ごしましょう。本日のスターはオオサンショウウオです。カッコいいですね。
Fauna Japonica のことはあとでまた触れることにして、今は雨がシトシトと降っています。

このXバンドMPレーダー像によると我が家の上に雨雲は見えないのですが、確かに降っています。今日一日はかなり雨が降ると予想されていたのですが、ほとんど降らず降っても霧雨という状況が続き、そうかと思うといつの間にか音もなくシトシトと雨が降っていたりする一日でした。
風がほとんどなく雨も最大でもシトシト程度なので音もせず、雨雲もあるのかないのかわからない状況が続いています。
全道的に見ると局地的にはかなり降っているところもありそうなのですが、札幌はその中に入ることはなかったようです。

台風13号も北海道に近づく前に東にそれていくようですし、この調子では明日の朝には台風の影響がないまま「台風一過」の秋の日になってしまうのではないかと危惧しています。もっともすでに生まれている14号が向きを変えてこちらに来る可能性も残されており、今年は8月のうちから台風に翻弄されることになっています。

というわけで、一日中どんよりと暗い日になっており、かと言って大雨でもなく外に出ていいものか出ないほうがいいものかわかりません。
こんな日は先日見つけた Fauna Japonica でも眺めているのがいいようです。Fauna Japonica は5巻に分かれており、甲殻類、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類となっています。昔は両生類と爬虫類は一緒のグループだったので、ここでも両生類は爬虫類の巻に入っています。
オオサンショウウオの骨格の絵もすばらしいです。
オオサンショウウオに比べると地味ではありますが、ヒキガエルもなかなか立派な絵として描かれていました。

こうしてみると、当時の解像度の低い写真に比べると、スケッチとして描かれたこれらの図版がはるかに学術的に価値の高いものだということがよくわかります。現代になって写真の解像度が上がった今でもこれくらい細部にわたって撮すことは難しいので、図版の持つ意味と価値はあまり変わっていないような気もします。
上のヒキガエルは飛び跳ねることはほとんどできない「歩くカエル」ですが、こちらは「飛び跳ねるカエル」です。

トノサマガエル、アカガエル、アマガエルなどが並んでいます。現在ではさらに細かく分類されているこれらのカエルですが、丁寧に観察されて描かれていることに感動します。
そして、こちらは本当の爬虫類のトカゲとカナヘビです。

インターネットでこうした古い文献に自在にアクセスできるようになったら、一生飽きずに眺めていられそうです。
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