2018年 08月 27日
ようやく晴れたものの秋風とともに寂しさが・・・
朝の最低気温は16.7℃とめっきり涼しくなってきました。
でも、青空と涼しさが同時にやってくると、もう秋の気配を感じます。
玄関前で不思議な光景に出会いました。歩き回るセイヨウオオマルハナバチです。
結構大型です。今までも何度か地面を歩いているものを見ることはありましたが、近寄ると飛び去っていったものですが、これはいくら近寄って写真を撮っても飛ぶ気配はありません。よろよろと歩き回るばかりです。
日の当たる場所にもう一匹いました。
上の個体よりもちょっと小型ですが、同じ種だと思います。
どうしたのでしょうか。2匹も飛べないセイヨウオオマルハナバチがはい回っているのを見るのは初めてで、ちょっと不安になります。
家にはいって急いでネットで調べてみると、次のような解説をみつけました。
夏の終わり、マルハナバチの死骸が道端で数多く見られるようになります。マルハナバチは1日に約150mgの糖類を必要とします。夏の終わりに食糧が不足することで多くのマルハナバチが命を落としアリの餌食になります。
ここ数日雨が降ったりしたこともあって花の蜜が急激に減った可能性があります。そろそろ弱ってきていたマルハナバチには最後の一撃になったのかもしれません。
どちらもよたよたと歩き回るばかりで飛ぶ力はもう残っていないようです。
しばらく観察していましたが、最初の個体は日向に出た後、この写真を最後に見失いました。
2匹目を観察し続けていたのですが、日向の車道の方に向かっていきました。
最後の力を振り絞って、翅を広げたりもしていました。
ところがなんということでしょう。真っすぐ歩いていった先にあった排水口の隙間から真っ逆さまに落ちてしまったのです。
アリのエサになるかと思っていたのですが、そうはならずにすみましたが、一巻の終わりに違いはなさそうです。最初の個体もここに落ちたように思えてきました。翅があるのに、墜落してしまうとは・・・。
今年はエゾオオマルハナバチも結構見かけましたが、彼らの最期が夏とともに終わるのを実感したのは初めてのことです。とりあえず合掌しておきましょう。
と書いていたら、夜にはなんとあの「ちびまる子ちゃん」を描いていたさくらももこさんの訃報が飛び込んできました。53歳という若さでしたが、乳がんだったそうです。ちょっとショックが大きい訃報でした。心からご冥福をお祈りいたします。
と言っていたら、首都が大変な雷雨に襲われているらしいです。
そちら方面の方々はどうぞお気をつけください。
by STOCHINAI
| 2018-08-27 21:15
| 札幌・北海道
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