5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

正式発表で東区は震度6弱に

 おとといの地震(正式名称が「平成30年北海道胆振東部地震」とつきました)が発生してから、我々が住む東区の震度がなかなか発表されず、不思議に思っていたのですが、今日のNHKの午後7時のニュースで「札幌東区の震度は6弱」と報道されました。

 こちらが発生直後の地震情報です。

c0025115_22072554.jpg

 この下に各地の震度が細かく出ているのですが、札幌東区がありません。

c0025115_22100584.jpg

 札幌でも北区が震度5強、中央区が震度4、南区が震度3となっていますが、東区がありません。自分が感じた感覚としては震度4以上だと思ったのですが、震度5という表示がありませんので、おそらくそのくらいだろうと勝手に思い込んでいました。実はこの地震の最大震度も当初気象庁は安平町で観測された震度6強として発表していたのですが、その後新たなデータを加えて厚真町で震度7と訂正して発表したという経緯があったので、東区の震度も測り直しているのかもしれないとなんとなく思っていたところでした。

 それが本日の気象庁の発表で、今までは「推定」だった震度5弱以上の各地の結果の確定値が発表になって、「札幌東区元町」のデータが「5弱」から「6弱」へと変更になってテレビニュースになったということのようです。

c0025115_22220499.jpg

 私が実際に経験した地震で最も大きなものは記憶する限りでは高校2年生の時の授業中に遭遇した十勝沖地震の震度4ですから、今回の震度6弱というのは桁違いに大きな地震ということになります。願わくはこれが人生最大の地震であってほしいと思います。

 今日の気象庁の発表の最後の図を見ると分かるのですが、札幌でも東区や北区、それに液状化した清田区の震度が強かったのは震源からの影響が札幌市の東側を回って石狩湾へと抜ける地質構造になっていたからだということが推測されます。図をご覧ください。

c0025115_22372620.jpg

 地震は実際に経験すると恐ろしいものですが、このように地質構造と合わせて説明されると今回の被害分布の理由もよくわかり、科学としてはとても興味深い知見を提供してもらえたと思っています。

 願わくはこうした知見を専門家、非専門家の間で共有しながら、これからも何度も起こるであろう自然災害に対して有効に生かして、賢く生きることができたら人類として受けた被害も無駄にせずに未来へと向かうことができるのにと思います。

 とはいえ、今回も地震の後の北海道前電源消失というブラックアウト事件が起こり、これは我々人間が過去の事例に正しく学んでいないことだと批判されるかたもいらっしゃり、まだまだだなあと感じているところです。

 と書いたところで、グラっと震度3がきました。22時43分震央では震度4でした。

 というわけで、まだまだ今回の地震活動は収まってはいないのですが、北海道全域としては着々と復興は進んでいます。単なる復興だけではなく、より賢くなるための経験として活かしながら穏やかな生活を取り戻すことが全道民、全国民、全地球人に課せられた課題なのだと感じています。

 こんな時に、貿易戦争だとか人種差別だとか言ってる場合じゃないですよね。

P.S. 最後に札幌在住の方への「業務連絡」です。

c0025115_23025631.jpg







by STOCHINAI | 2018-09-07 22:59 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai