2018年 09月 12日
東区の震度計設置場所
先日の地震では札幌東区の震度がしばらく発表されませんでした。当日朝のNHKニュースでも報じられています。







17観測点の震度情報 気象台に入らず 震度計破損か
2018年9月6日 7時54分
札幌管区気象台によりますと、今回の地震で震度5弱以上の揺れが考えられるものの気象台に震度の情報が入っていない地震の観測点が5つの自治体で合わせて17か所あるということです。
震度の情報が入っていないのは
▽厚真町の2か所
▽むかわ町の2か所
▽日高町の1か所
▽平取町の2か所
▽札幌市の7か所
▽新冠町の1か所
▽新ひだか町の2か所です。
停電によって震度の情報が送れなくなったり、揺れによって震度計が破損しているおそれがあるということで、職員が現地に向かい、直接、震度計の記録を確認することにしています。
この時点では結果的に厚真町の2か所のデータが欠損しており、全体としての最強震度も安平町の6強と発表されていました。また札幌市で情報の欠損している7か所のうちのひとつが東区でした。
最終的に発表された震度はこのようになっています(Wikipedea)。

札幌の東区の震度が予想外に大きかった割には、私が実際に見聞き体験した震度はほんどうにそんなに高かったとはちょっと思えないこともあり、この震度を記録した東区のポイントを知りたくなり、調べてみると震度観測地点の一覧表が意外と簡単に見つかりました。こちらに札幌の部分だけを抜き出してみます。

地図表示もあります。

東区は元町で緯度が43.0946、経度が141.3743で地方公共団体の管理下にあることがわかります。漠然としすぎていますので地図をどんどん拡大してみたところ、簡単にわかりました。

東豊線地下鉄元町駅のちょっと東側です。地図には炎のマークがあり、消防署かと思われました。確かにそこには札幌市東消防署があります。GoogleMapで表示させてみました。

左端の赤い領域が地下鉄元町駅です。昨日報告した壊れたアパートはこの地図の右端の下から2ブロック目の右端の真ん中辺に位置しています。地震計が設置されていると思われる消防署がこの地図の中央にある札幌市東消防署です。
Google Street Viewで見ると見慣れた消防署が出てきました。

というわけで、被害の大きかった東15丁目屯田通にほど近いここならば震度6弱が記録されても不思議はないのかもしれないと納得できました。我が家からの直線距離は1.84kmと出ました。
ネットだけでかなりいろいろなことが調べられるということがわかった、昨日と今日でした。
というわけで、昨日ほどではありませんでしたが、今日も涼しめの一日が暮れていきます。

明日の朝は最低気温が15℃と予測されており、今日(10.5℃)ほどは寒くなさそうです。
by STOCHINAI
| 2018-09-12 22:45
| その他
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