5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

イヌサフランの咲く季節

 かつてはイヌサフランと呼ばれることの多かった花ですが、今はコルチカムのほうが通りが良いみたいですね。

 我が家の周辺では今が花盛りです。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22462929.jpg

 周りにある葉はドクダミが多く、コルチカムの葉はありません。葉と実は春に出て、秋には花だけが出るという不思議な生態を持つ植物です。我々生物学をやるものにとっては細胞分裂を止める毒を含む植物として有用で、分裂中期の染色体を観察するためには欠くことのできない重要な存在です。もちろん、細胞分裂を止める毒ですから食べたら死にます。

 コルチカムには数種類あるようですが、我が家にも少なくとも2種類あります。

 こちらは昔からある古典的なものだと思います。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22463542.jpg

 3本の雌しべの先が紫色なのが特徴的です。上から見るとこんなふうに見えます。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22463249.jpg

 もう一種類のコルチカムは同じ視点から見るとこんなふうに見えます。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22464291.jpg

 雌しべの先にほとんど色が見えません。そして花全体が大きく、花びらの先が尖っています。全体を見るとこんな感じです。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22463952.jpg

 一番上の写真と比べると一目瞭然だと思います。この大柄な花は例年はちょっと遅めに咲いていたように記憶しているのですが、今年はほとんど同時に咲き初めています。やはり、今年の天候はちょっと例年と違うのかもしれませんね。

 家の中で育てていたコケがダメになりましたので、屋外で育てていたものを室内にいれ、前のコケの鉢に乗っていたフィギャーをこちらに移動させました。

 サイズも分布地域もメチャクチャな動物たち(プラス灯籠)ですが、こうして並べるとカワイイものです。

イヌサフランの咲く季節_c0025115_22563811.jpg

 いろいろな動植物たちを室内に入れる計画を建てなければならない季節がすぐそこまでやってきました。








by STOCHINAI | 2018-09-26 23:01 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai