5号館を出て

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ようやく初氷でも日中は汗ばむほどの陽気

 私は直接見たわけではありませんが、我が家の屋外の温度計が1℃台を示していたので、氷が張るか霜が降りるかはしているだろうと思っておりました。見逃しておりましたが、今年の札幌の初霜は10月20日に記録されていたのだそうで、今朝が初氷ということだそうです。

 上記の初氷の記事によりますと「今朝(4日)の北海道は道東や内陸の地域で冷え込みが強まり、札幌と旭川では初氷、網走では初霜が観測されるなど、冬の便りが届きました。しかし、道内でまだ一地点も観測していないのが「初雪」。11月4日の時点でも全ての観測地点で初雪の観測がされていないのは1990年以来28年ぶりと、今年の雪は記録的に遅い訪れとなっています」だそうです。

 例年にない暖かい晩秋ということになっているようです。住んでいる人間にとってみれば、暖冬や暖秋は歓迎すべきことなので冬が遅いということで文句を言う人はほとんどおりません。(一部のスキーヤーなどはゲレンデ開きが遅れるということでもちろん不安を感じているようです。)

 今日も晴れ上がり、今の時期としては異常に暖かい日になり2時前に記録された最高気温は17.9℃でした。というわけで、もったいないので近場のさとらんどへ出かけました。

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 昨日で正式の営業を終えていたさとらんどは、すべてのアトラクションや店舗の営業は終了しており、入場だけはできますがトイレもさとらんどセンター以外は閉鎖されており、市内にあるただの公園の大規模なものと化しておりました。

 そのせいもあって人出はいつもの三分の一か四分の一くらいと感じられましたが、営業を終わったところにこれだけの人が集まるということのほうが驚異的と言えるのかもしれません。さとらんどの芝生はいつもどおりきれいでしたし、フィールド・アスレチックやすべり台もいつもどおり使えたので、待ち時間が少なく自由に使えることもあって子どもたちは大はしゃぎでした。

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 台風21号の影響で倒れた木もきれいに片付けられていましたが、ポプラ並木が歯抜けのようになっていたのはその影響でしょうか。

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 ともかく、これだけ見事な芝生を無料で自由に使えるのですから「営業は終了しました」などと言われても来た甲斐があったと感じさせられる市西でした。

 ここに来る前の今朝の我が家の寸景です。二階の窓に反射した光がお隣の壁に影絵を作っているのに驚きました。

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 ほんの30分ほどの間しかありませんでしたが、この舞台を使って何かおもしろい影絵劇ができるかもしれないと思ったのは沢さんの影響かもしれません(笑)。

 庭の植物は日に日に終了を告げています。

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 右上の角の高いところにあるノウゼンカズラの葉は色づいて散り始めています。そのこちらがわの黄色いのはフジ。去年大々的に切り詰めましたので今年は花が咲きませんでした。毎日、すごい勢いで葉が落ちています。そのまた手前の窓にまとわりついているのもノウゼンカズラです。こちらは日当たりがよく暖かいのか、まだ緑色が濃いようです。その手前左端がムクゲです。ボロボロになりながらもまだ毎日花を開いています。これもそろそろ終わると思います。

 枯れずに冬を越す木や草もあります。こちらは庭に敷いたバークチップの間に落ちたこぼれ種から芽を出して花を咲かせていたビオラです。さすがに花はおわりましたが、来春に向けて新しい葉をどんどん増やしています。ビオラは雪がなければ冬中咲き続ける花ですが、さすがに雪の下では花はつけずに、それでも枯れることもなく雪解けを待ちます。

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 そして意外とがんばっているのがガクアジサイ。まだ新しい花が数輪咲いています。

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 そして暖かい室内では、年寄りネコが寝てばかりいます。

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 「ネコは液体」と言われることもあるように、丸い容器の中では丸く、この写真のように四角い容器の中では四角くなって寝ます。毛を少しトリミングされて小さくなった分、液体成分が少なくなって隙間があいてしまっているのはご愛嬌ですが、片方の耳がかろうじて認識できることを除くと、からだの部分がほとんど判別不能なのはさすがに長毛種です。

 というわけで、振替休日のない不毛な土曜日祝日と日曜日の連休は混乱もなく暮れていくのでありました。








by STOCHINAI | 2018-11-04 21:45 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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