5号館を出て

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「くりかえし」はマンネリではない

 つい先日、札幌市の電子図書館で田中千恵さんの「「くりかえし」の家事を楽しむ小さな工夫」という本を借りて読んで、なんだかとても暖かい気持ちになれたので、「「くりかえし」を楽しむ12か月のおうちしごと」という本を予約していたところ貸出可能になったという連絡がメールで届きました。

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 こちらはもう返却してしまいましたが、先日借りた「「くりかえし」の家事を楽しむ小さな工夫」の紹介です。

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 どちらの本も特にすごいことが書かれているわけでもなく、淡々と日々のくらしを書き綴っているだけとも言えるものなのですが、写真とそれに添えられた短い文章を読んでいると、日本で暮らしていることのありがたさがしみじみと感じられるような気がします。

 今回の本は12か月の仕事を書き綴っているのですが、暑い夏や寒い冬などどうしても嫌われがちになる季節がなぜかこの本を読んでいると待ち遠しくなるような愛おしさが感じられるのが不思議です。

 京都に住んでおられる方のようですから8月などは暑苦しくて嫌な季節だと思うのですが、この方の手にかかると嬉しい季節に思えてきます。

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 そして11月になると暗くて寒い京都の冬が近づいてくるのですが、それも大丈夫になります(笑)。

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 そうなんですね。この四季のはっきりした日本に住んでいると暮らしやすい春と秋の間に夏と冬という厳しい季節があるのですが、その季節でさえ心地よい季節をより引き立ててくれる大切な季節だと思えてきます。

 今回は「はじめに」に添えられた写真がとても気に入りました。

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 こういうポジティブな生き方をされている方の思考に触れると北海道という過酷な地域に住んでいることもひょっとすると幸運なことなのかもしれないと思えてくることが不思議です。

 というわけで、あっという間に読めてしまう本をもったいないと思いながらも、電子図書館にもう一冊ある田中千恵さんの本を予約して楽しみに待っているところです。

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 人気がありすぎず、さりとてまったく人気がないわけでもなく数週間待てば読めるというくらいの本が電子図書館向きなのかもしれません。ある朝、「こちらは札幌市の図書館です。予約された電子書籍の準備ができました」というメールが届いた時の幸福感はなかなかのものです(笑)。

 これはそろそろ返却しますので、よろしかったら読んでみてください。










by STOCHINAI | 2018-11-05 22:50 | その他 | Comments(0)

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