5号館を出て

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文部科学大臣小坂憲次さん

 内閣改造が発表になったようです。

 我々ともっとも関係の深い文部科学大臣は小坂憲次さんという方だそうです。政治に疎い私には顔は見たことがあるかも知れない、という程度の認識しかできません。

 しかし、明日からの我々の生活に直接関わってくる可能性の高い大臣ですから、さっそくホームページに行ってみました。

 政策を紹介するページに、「教育政策」という項があります。えっと驚きました。文部科学大臣になろうという人の教育政策全文が句読点を入れて、462文字しかありません。しかも政策らしい政策と言えるのは次のところでしょうか。

自立する強さと、他人への思いやりあるやさしい心を持った、バランスの取れた人間教育を目標にして、(1)独立心と自分の考えを他人に理解させる能力を育てる教育。(2)個性を大事にして、創造性を豊かにする教育。(3) 家庭と地域(社会)と学校が協力して進める教育。に改めるべきだと思っています。

 そして最後にひとこと「要約すれば、幾つかの道の中から、独自の勉強の仕方が選択できる方式を導入すべきだと考えています」とのことです。

 高等教育に関する言及はないようですし、これまでにも特に教育科学政策関係の仕事をなさってこられたようでもありませんが、今までの教育政策は必ずしも正しくなかったという認識をしておられる方のようです。

 小泉総理の目玉公約のひとつである「米100俵の精神」を是非とも実現されるよう、よろしくお願いいたします。

追記:
 もうひとかた、科学技術担当相に松田岩夫さんという方がおられましたが、この方のホームページを見る限りは、どのような方なのかまったくわかりませんでした。競輪関係者なのでしょうか。

 こちらも、科学技術政策のことをよろしくお願いいたします。
Commented by CRNスタッフ at 2005-11-01 11:57 x
こんにちは。
わたしも大臣が発表されてすぐにウェブをチェックしました。

う~む・・・
自戒をこめてですが、「教育」とか「子育て」って、だれでも語れる部分ってありますよね。だから、個人の経験をベースに教育論を展開する方がいます。子育ての分野とかそうですよね。

決して、個人の経験を軽んじているわけではないのですが、「親が家庭をおろそかにするから子どもがちゃんと育たないんだ」という文言に対して、「”親”というのは産んだ人?育てている人?父親?母親?」というように定義づけていかないといけないのではないかと思っています。

大臣、思いつきで発言しないでくださいね!!
Commented by stochinai at 2005-11-01 12:26
 どうも、今回の組閣では教育とか科学とかまったく考慮していないと言わざるを得ませんね。どうも自民党の政策を見ていると、教育を受けたことのない人間はいないので、文部科学大臣なんて誰でもできるという「思想」が見え隠れしています。それから、科学技術担当大臣って野田聖子と闘った論功賞だと新聞が書いています。結局、自民党の考える大臣の椅子って、そんなものなのですね。
Commented by ddd at 2005-11-02 22:08 x
はじめまして。はじめてコメントをします。
私は小坂議員の地元長野1区に住んでいます。
地元では「えっ文部科学大臣??」という反応です。
小坂議員はIT政策、郵政に精通していて入閣するということになったとき誰もが「総務大臣」と思っていました。しかし蓋を開けたら文部科学大臣。
彼のイメージから程遠い役職に首を傾げてしまいます。
Commented by stochinai at 2005-11-02 22:31
 dddさん、コメントありがとうございます。今回の組閣に関して、松田さんのことはご褒美でもらった大臣というふうに書かれることが多いのですが、私の見る限り記事の中で文部科学大臣に触れてあるものは見つけることができませんでした。マスコミにとってもどうでもいいんでしょうね。地元の方にとっても、文部科学大臣ってなんだろうという反応になるのはわかる気がします。
 やっぱり、小泉さんの教育論は口ばっかりだったということなのでしょうか。大丈夫なんでしょうか、日本の未来。
 これからも、よろしくお願いします。
Commented by 小役人 at 2005-11-02 23:54 x
はじめまして。TBさせていただきました。

私は、中央合同庁舎5号館に勤める役人ですが、
もしかして貴ブログ作者様と、同じ職場なのでしょうか?

突然の訪問に重ね、不躾な質問で恐縮でございます。

Commented by stochinai at 2005-11-03 00:41
 いえいえ、私の5号館は地方の大学の理学部5号館ですので、中央の小役人さんとは会うこともないでしょう。
 とはいえ、よろしくお願いいたします。
Commented by 小役人 at 2005-11-03 09:33 x
お返事ありがとうございます。
そうでしたか、それで関係のある大臣が文部科学大臣だったのですね。

早とちり失礼しました。
こちらこそよろしくお願いいたします。
Commented by inoue0 at 2005-11-03 10:45
 個人の資質の問題もさることながら、任期の短さが問題でしょう。入省以来30年の官僚に、選挙のことで頭がいっぱいの政治家が論争で勝てるはずが無いでしょう。官僚の出してくる台本のとおりに演ずるしかありません。
 一内閣一大臣とかいう話を小泉政権成立当時に聞きましたが、これも忘れたふりでしょうかね。小泉の定見は靖国参拝と郵政民営化だけらしい。
 それと、野口悠紀雄が「超整理日誌」で書いてましたが、派閥人事の排除はともかく族議員の排除はまずいです。なぜなら、国会の委員会や自民党の部会において、長らく政策策定に携わってきた族議員だからこそ、官僚をコントロールできるのであって、利害関係がないかわりに専門知識もない素人を大臣や副大臣に据えても、何もできません。族議員の効用を再評価すべきでしょう。
Commented by stochinai at 2005-11-03 13:03
 族議員でいいのかどうかは、わかりませんが教育を専門にする議員をもっともっと増やしていかないと、教育問題は解決しないでしょうね。でも、教育は票にならないとかで選挙の時には無視されるのが現実ですね。困ったものです。
by stochinai | 2005-10-31 19:16 | つぶやき | Comments(9)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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