5号館を出て

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プラスの気温がない日々

 今月6日からの毎時の気温をグラフにしてみました。

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 恐ろしいことに6日の昼頃にちょっとだけ(1℃に届かない)プラスの気温を記録して以来、プラスになることなく現在に至っています。昨日も今日もひょっとすると昼ころに0℃を越えるかもしれないと期待していたのですが、マイナス1℃に届くことなくまた気温が下がってしまいました。この調子だと明日もちょっと期待できなさそうですが、明後日以降には期待したいところです。

 寒くて太陽も出ずという日々が続きますと写真も撮れません。ネットなどでネタを探すしかない日々です。

 そういう時に頼りになるのが、二十四節気・七十二候です。今日は大雪の次候で「くまあなにこもる 熊蟄穴」です。「くらしのこよみ」はヨーロッパのヒグマの絵を配信してくれました。

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 北海道でもヒグマが穴にこもってくれるとヒトへの被害がなくなり安心できる季節になります。俗に「クマの冬眠」といいますが、クマは眠っているわけではなく、メスはこの時期に子どもを生みお乳を与えながら育てるので、穴の中に入るとクマに襲われるかもしれません、気をつけてください。

 旬のやさいはチョロギでした。最近は比較的よく目にするようになりましたが、最初に見たときはこれは何か!と思いました。

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 Wikipediaにあるように、多くは漬物として目にすることが多いようです。

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 びっくりしたのはこれを英語では Japanese Artichoke ということでした。

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 Artichoke というのも日本人にはなじみの薄かった食材ですが、欧米ではごく普通に食べられています。

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 花の蕾だと教えられて、そのように理解していましたから、根であるチョロギが Artichoke と呼ばれるのにはちょっと違和感があります。「この翻訳をした責任者出てこい」という気分になっております(笑)。

 それにしても日常食べるものではないものが出てくるとなんとなくお正月が近いことを感じさせられる今日このごろでもありますね。







by STOCHINAI | 2018-12-12 21:59 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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