5号館を出て

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最高気温がマイナス2.8℃の「暖かい」一日

 さすがに最高気温がマイナス10℃以下という昨日は道産子でも寒いと思いましたが、今日は最高気温が午後1時過ぎにマイナス2.8℃まで上がりました(笑)。こういう状況では昨日と比べてほんとうに「暖かい」と感じるのが不思議です。

 その時間帯の南西の空に太陽がありました。

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 この雲の向こうに太陽があるのですが、見るからに暖かいではありませんか。この状態で窓から差し込む光に当たった植木鉢では雑草も暖かそうです。

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 夏場ならただちに抜かれてしまう雑草も、この冬を乗り切る「同士」として春までは一緒に過ごしてもらいます。

 さて、今朝の「日曜美術館」では北斎の特集をやっていたので、ここにも北斎に登場してもらおうと探してみました。最近は世界の図書館でも浮世絵作品がどんどん公開されて、パブリックドメインになっているものも多いので引用しやすくなっています。

 ゴッホ美術館やアムステルダムの国立美術館、シカゴ美術館などの浮世絵コレクションが有名ですが、いろいろ歩き回ってみましたが、アムステルダム国立美術館とシカゴ美術館で北斎のおもしろい浮世絵を発見しました。見たところ同じもののようです。

 これはアムステルダム国立美術館のものですが、元禄時代の貝合わせの貝に描かれていた図案のようです。

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 解説は英語のほうがわかりやすいのでシカゴ美術館のものを引用させていただきます。

Frogs in a Cage Before a Painted Screen, illustration for The Dry-Shallows Shell (Minasegai), from the series "A Matching Game with Genroku-period Poem Shells (Genroku kasen kai awase)" Date:
1821
Artist:
Katsushika Hokusai 葛飾 北斎
Japanese, 1760–1849

 おもしろいのは絵の中の屏風の前になんと「カゴに入った蛙」が描かれていることです。明らかに蛙が飼育されているもののようです。解説からはこの蛙がなんのために飼育されているのかは不明ですが、ペットとしてあるいは鳴き声を楽しむために飼育されていたのかもしれません。江戸時代に蛙が飼育されていたという話はここで始めて知りました。

 カゴの部分を拡大してみると、中に置かれた岩の上に一匹ずつ蛙が載っているように見えます。

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 中に植物なども見えますので、かなり長期にわたって飼育されているもののようにも見えます。

 当時の浮世絵では蛙はしばしば擬人化して描かれているのは珍しくありませんし、リアルな生態を描いたものもたくさんありますが、このように人が飼育している蛙というのはかなり珍しいのではないかと思い、いろいろ検索してみたのですが何一つ情報を得られませんでした。

 どなたかこの件に関してご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともお教え願えると幸いです。

 それにしてもびっくりの「大発見」でした。









by STOCHINAI | 2019-02-10 23:41 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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