5号館を出て

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パラパラと雪

 今朝は「薄っすらと雪が積もっているかもしれません」という昨日の天気予報で覚悟をして起きたのですが、ウッドデッキの上に点々と水滴がついているものの雪の気配はありませんでした。とはいえなんとなく午前中から寒々しく暗い雰囲気だなあと思っていたら、予報通り昼ころから雪が落ちてきました。

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 あちこちに残雪があるのですが、こういう新しい雪が「珍しい」と感じるくらい春になってきているのだということです(笑)。

 アラレというほど硬くもない雪が落ちてきて砕け散っています。気温も低いので落ちてもすぐにはとけないところは動画で見てもらったほうがいいですね。10秒位みてください。



 そう言えば先日話題になった「根雪終日」についてですが、札幌管区気象台から正式に発表になりました(どうしん電子版です)。
札幌、根雪なし確定 先月19日時点 4番目の早さ 04/02 01:18
 札幌管区気象台は2日未明、札幌市で根雪が消える「根雪終日」が3月19日と確定したことを明らかにした。気象台によると、1961年の統計開始以降で4番目の早さ。3月中旬に根雪がなくなったのは90年以来29年ぶりで、平年より15日早かった。
 気象台によると、根雪終日は、観測地点で「積雪なし」が合計6日になると確定する。その間に再び積雪が10日間続けば根雪が継続しているとして、その後「積雪なし」になった日を起点に再設定する。
 今年は3月19日午後に初めて積雪がなくなった。23日に最大8センチまで積もったが、30日以降は道内が高気圧に覆われた影響で晴れ、1日で積雪なしが計6日に達した。気象台は「記録的な少雪に3月上旬から中旬の高温が重なった」と説明している。
 根雪の最終局面で雪がとけたり降ったりを繰り返しましたので、なかなか「終日宣言」ができなかったようで、今日になるまで19日が終日であると決定できなかったようです。「根雪終日は、観測地点で「積雪なし」が合計6日になると確定」ということなのですが、19日に積雪ゼロになったもののその後降ったりとけたりを繰り返したせいで、なかなか6日の「積雪なし」状態が積算されなかったということのようです。

 すっきりと暖かくならないのですがシラーは毎日咲く花の数を増やしています。

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 ところが先日発見したシンジュサンのマユが見当たりません。周りを見渡してみると落ちていました。

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 引っ張っても落ちなかったくらい強く枝についていたものが枝から抜けるように落ちています。サナギの本体も押しつぶされたように凹んでいる上に、カチカチに凍っているようで、先日触ったときのようにブヨブヨした感じはなくなっており、残念ながらこれはご臨終ということだと思います。カラスなどに襲われたにしてはマユが壊されていないのが不思議ですが、いずれにしても自然界で生き抜くのは大変なことだということを再認識させられました。

 合掌










by STOCHINAI | 2019-04-02 22:42 | 札幌・北海道 | Comments(0)

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