5号館を出て

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夏も秋も感じる一日

 午前中は曇りがちで涼しく、午後は強烈な太陽も照って暑く、一日で秋も夏も感じられる日となりました。

 私としてはそろそろ冬越しの心配をする毎日ですが、今日は何年間もほったらかしにしてあったサボテンと多肉の鉢の土を入れ替えました。

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 左側はクラッスラ・ゴーラムという棍棒状の葉の多肉植物、左は500円玉くらいだったサボテンを育ててきたものです。どちらも枯れたりすることはないのですが栄養不足は明らかでしたが、鉢増しをして大きくするのも嫌だったので、土だけを交換してもとと同じ鉢に植え戻しました。これでしばらく我慢してもらうことにします。

 こちらは増えすぎた株の鉢増しをした時にちぎれた枝先を葉挿しした多肉植物(ポーチュラカリアかもしれません)です。発根率100%でした。花でも咲いてくれるとうれしいのですが、いまのところその気配はありません。

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 あまりの丈夫さ加減に驚いていますが、この感じだと小中学校で植物の栄養生殖の教材としても使えそうです。

 同じように葉挿しで何年も増やし続けているブライダルベールの花です。この植物も水差ししておくとほぼ100%発根して新しい植物体になります。

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 ツユクサ科特有の3枚の花弁が真っ白で美しいのですが、ちょっと小さいのが難点かもしれません。

 
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 サボテンのようなトゲの生えた茎をもったハナキリンも切った枝を水に挿しておくとほぼ確実に根が出る植物で、大きくなりすぎたら枝先をちょっと切って水に挿し、根が出てきたら小さな鉢に植えて、もとの大きな株は廃棄してしまうことを続けて、我が家では40年くらい植え継いできているような気がします。

 宿根草ではありますが冬の寒さを越せない植物も冬の間だけ小さな株にして室内にいれ、夏場は外で増やすということを繰り返して増やし続けているこのシラサギカヤツリ(シラサギスゲ)ももう20年近く維持していることになると思います。

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 英語では流れ星(Shooting star)と言われるように、穂先の花が星のように見えますが、日本人には白鷺に見えるようです。

 アイビーの多くは雪の下でも冬越しできるようで、庭に地植えしたものが増えすぎて困るくらいです。

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 ムクゲなどは植えた記憶もないのに勝手にどんどん生えてきて木になって、花も咲かせているものが何本もあります。これなどはその代表ですが、きれいなので放置してあります。

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 こちらの1本だけが私が意図的に植えたムクゲです。

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 と、無数に増えた我が家の植物と戯れているとあっというまに一日が終わってしまいます。

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 夕方のグラデーションに秋を感じますね。









by STOCHINAI | 2019-08-18 22:53 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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