晴れず、かといって降らず

　先程もちょっと降ったみたいですし、朝にもちょっとは降ったのですが、基本的には曇りの一日でした。時折数分間太陽が見えることもあったのですが続かず、外に出てもうちにいてもなんとなく落ち着かない日でした。

　モクレンはもう一年中いつでも花があっても驚かない感じになっていますが、今朝もキレイに咲いていたものがありました。

　咲いている花のまわりにツボミが２つほど見えていると思います。このように、モクレンは春には満開の時期もありますが、一年中いつでも花が見られる感じです。

　こちらも春に満開の時期があるヤマブキですが、最近になってポツポツと咲いています。

　一輪くらい咲いていると珍しくて写真を撮ったりしたのですが、今日はちょっと見渡しただけで上の花以外にもあちこちに咲いていました。

　これらはこれから咲くところでしょうか。

　このくらい咲くのであれば、秋にも咲く花として認めてもいいような気がしてきます。

　アジサイもほとんどは終わりましたが、ここへきてまた新しくガクアジサイが咲いています。

　そして、一日おきに咲き続けているツユクサもまた明日咲きそうな気配を見せていました。

　まあ、植物たちにとっては春とか秋とかを意識しているわけではなく、咲ける環境がやってきたらいつでも咲くものなのでしょう。

　栽培植物でも赤道付近で季節のあまりないところからやってきたり、南半球のこちらとは逆の季節のところからやってきたりしたものがたくさんありますが、そういうものでもチャンスさえあれば立派に花を咲かせ、時には種もつくったりしています。そのくらいのしたたかさがなければ逃げたり移動したりすることのできない植物が生き延びることは難しいのだろうとも思います。

　特に作戦があるわけでもないのでしょうが、この「チャンスがあったらいつでも行く」という姿勢はヒトを含めた動物も見習いたい生き物の正しい姿のような気がします。