5号館を出て

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鈴木宗男議員は(今のところ)役に立っている

 外務省が接待用のワインを約8000本も蓄えていることが鈴木宗男議員に暴露されて、新聞各紙もおもしろい話題として報道していますが、その陰にある外務省の巨悪を暴こうとしているマスコミはあるのでしょうか。

 さすがに昔は外務省にかなりの力を持っていたと言われるだけのことはあって、外務省のことは裏の裏まで詳しいようです。、「ワイン8000本も何に使うんでしょうか。在勤手当も平均すると1人807万円にもなる。これを国民のみなさまが妥当だと判断するでしょうか」という言い方には、昔は自分も仲間として一緒にやっていたくせにと思われる方も多いと思います。

 私も個人的には、鈴木宗男代議士の思想や信条に与するものではありませんが、今回の彼の行動で外務省の膿が少しでも絞り出されるのだとしたら、どんどんやって欲しいという気持ちです。いわば毒を持って毒を制す、という気分でしょうか。

 10月28日の週間金曜日には、鈴木議員の声として「私はこれまで、守ってはならない官僚の特権を守ってしまった。これからは知る限り『外務省の真実』を明らかにします」と書かれています。

 選挙で正当に選ばれた国会議員が、国民の利益になる行動をしている以上、思想・信条を越えてそれをサポートするのも選挙民の知恵というもののような気がします。

 一言余計なことを言えば、できれば相打ちになってくれると最高なんですけどね。
Commented by 通りすがりの道民 at 2005-11-11 01:10 x
>一言余計なことを言えば、できれば相打ちになってくれると最高なんですけどね。
それは禁句かと(笑)
選挙用のカムフラージュかと正直まゆつばで眺めてましたが、
意外と続いてるのでちょっと見直しつつあります。
敗者復活が認められる社会になれるかどうかというのが、これから重要になってきそうな気がしてるので。
by stochinai | 2005-11-10 15:01 | 札幌・北海道 | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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