5号館を出て

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今朝咲いたツユクサの位置が不思議

 ややこしくなってきたのですが、昨日咲いたツユクサの花は今まで咲いたことのなかった茎の先端でした。それと関係があるのかないのかまだわかりませんが、それまで1日おきに咲いてきた茎の先端では昨日は花が咲きませんでしたので、この位置に花がさくのは終了したのかと思っていたら、なんと今朝またその場所に花が咲いたのです。

 これがそれです。

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 雨上がりの朝でしたので葉は濡れています。咲いた花もナメクジかなにかに食べられたのか左側の縁が欠けていますが、今までと同じ普通の花だと思います。

 右の奥のほうの茎の先端にちょっと濃い赤いい点が見えるのが昨日咲いていた花がしぼんだものです。

 ここで、また新しい「仮説」が頭をもたげてきました。それは「このツユクサはもともと一株のものなので、同じでは花は1日おきにしか咲かず、ある茎の先端で花が咲く時、他の茎の先端に咲きかけのツボミがあったとしてもその開花は抑制される」というものです。もしもこれが真実ならば、ツユクサには花を咲かせるフロリゲン以外に同じ株の花の開花を抑制するアンチ・フロリゲンというものが存在するかもしれず、それが証明されたならばなかなかの「世紀の大発見」になるのかもしれません。とりあえず、あと数日観察を続ければこの未熟な「仮説」は簡単に棄却される可能性は高いですが、いずれにせよ仮説の検証というだけでワクワクするのはまだ私にも「科学者スピリット」が残っているということなのかもしれません(笑)。

 今日の午後は孫のお供で生まれてはじめて月寒公園に行きました。

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 想像していたよりはるかに広く美しい公園でした。今日はすべてを踏破できませんでしたので、また行ってみたいと思います。

 夜になっていきなり近くで轟音が響いてびっくりしたのですが、今日は「モエレ沼芸術花火」の日でした。

 いつもは我が家からでもそこそこ楽しめるくらい見えるのですが、今日は前半は高いところには雲で隠されていたようで、ドカーンという音はすれども姿が見えない状態で、低いところではじけた花火がかろうじて見えるくらいでしたので、早々に見るのをあきらめていました。

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 それでもドーン、ドーンという音を聞くと気になって、後半になってからまたベランダに出てみると、雲がなくなって高いところの打ち上げ花火も見えるようになっていました。

 雲や電線が邪魔ですが、まあまあ花火らしい花火が見えてきました。

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 同じ高さに上がっている色変わりです。

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 フィナーレに近い頃に上がった大玉です。

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 今日の昼間は曇っていて気温は昨日ほど高くはなかったのですが、湿度が高くまた公園で遊んでいたこともあって大汗をかきました。

 そんな昼が終わって涼しくなった夜空に上がる花火を眺めるのは、「行く夏を惜しむ」という感じでなかなか風流なものでした。

 明日はなんと30℃から32℃までを予報している天気予報もあって大変な暑さになりそうです。明後日までは台風が連れてくる熱風で最後の(何回目だ?)夏を楽しみたいとおもいます。








by STOCHINAI | 2019-09-07 21:57 | 生物学 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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