2019年 09月 08日
百合が原公園
今朝は例のツユクサの花は見られませんでした。私の怪しげな「仮説」によれば、奥の方で一昨日、新しく咲いた茎では今日咲く予定だったのですが、あっさりと否定されてしまったようです(汗)。明日、両方の茎で2つの花が咲いたりしたら、根幹の「アンチ・フロリゲン」も否定されることになり、「仮説」は予想通り完全崩壊してしまうことになりますが、2輪の花が同時に見られることのほうがうれしいので、半ばそちらの結果を期待しているのも正直なところです。
さて、今日は久しぶりに「札幌百合が原公園」に行ってきました。
朝から33℃の最高気温が予報されており、外での活動には必ずしも適当な日ではなかったのですが、強めの風が吹いており体感温度はそれほど高くもないということで行ってまいりました。
こちらは公園のシンボルともいえるサイロです。本來は畜産のために冬期の家畜の餌を保管するための施設ですが、現在の百合が原公園では家畜は飼育されていませんので、観光施設になっています。以前は展望台として使われていたはずですが、昨年の地震の後で安全性が確認されていないということことで閉鎖されていたのは残念でした。
こちらは公園の中央にある芝生広場です。こんな天気の日は、いつもなら大勢の人が遊んでいるところですが、さすがに今日は暑すぎたようで、人はまばらにしかも木陰を選んで散在していました。
リリートレインから見たダリア畑です。
最近は株が大きすぎるせいかあまり人気がありませんが、子株のものもいろいろ開発されているようでした。
こちらが、4つあるモニュメントのひとつ「花の輪と和」と、右側に広がるコスモス畑です。
炎天下のベンチには人影はありませんでした。
せっかくここまで来たので、温室内で開かれている展示会「札幌軟石とコケ展」も見てきましたが、残念ながら連日の暑さのせいかコケたちがパサパサに乾いているものが多く、あのしっとりとした雰囲気を味わうことはできませんでした。私も自宅でコケを育てているのでわかるのですが、コケは自分の気に入った環境があれば元気にしていてくれますが、場所を移動させたりするととたんに機嫌が悪くなるので、この時期に「温室」などというところに置かれのでご機嫌斜めだったのだと思います。
こちらは公式サイトから引用させていただいた出品作のひとつ「コスギゴケ(スギゴケ科 ニワスギゴケ属)」です。
コケは自然に生えてきたところで観察するのがもっとも美しいのかもしれません。
とはいえ、これだけの広大な植物園の維持管理の多くをボランティアに依存して行っているようなので、贅沢なことは言えません。我々札幌市民ももっともっとこうした公園を支える努力が必要なのだとも思わされた一日なのでした。
by STOCHINAI
| 2019-09-08 22:27
| 札幌・北海道
|
Comments(2)