5号館を出て

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前線通過中

 なかなか降り出しませんでしたが夜になってからザザーッと来ました。しかしそれも長くは続かず、もう上がったようです。前線が札幌を通過した時にだけ降ったということのようで、今は前線は東へ移動して北海道の中央部を北東から南西に袈裟懸けに走っています。

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 順調にいっていれば今朝は2輪のツユクサが期待されたのですが、残念ながら一昨日初めて咲いた枝先には花は咲きませんでした。それでも2番めの枝先には律儀に花が咲きました。

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 朝晩の気温がかなり下がってきているので、これからは周期も乱れそうな気がします。

 西洋アサガオも今朝は一気に5輪も咲いて、なんだか在庫一掃セールのような気配も漂います。

 ツキトジの植え替えをした時に折れた葉を土の上に伏せておいたものの葉の切り口から小さな芽が出てきています。

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 中央の大きな葉の左上とその右となりの枯れかけた葉の右下のところを拡大してみます。

 こちらが大きな葉から出てきた芽です。

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 こちらが枯れかけた葉からでてきた芽。

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 どちらも丁寧に育てたら立派な植物体に育ちますが、もうこんなふうに出てきた芽があちこちに10本くらいあるので、いくつかは捨てざるをえません。こうして育てていると、ほとんどの植物は体の一部から新しい植物体を再生する力をもっているような気がします。

 さて、本日 Scientific American 10月号が配信されてきました。表紙がなかなかの迫力です。

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 最近は骨が発掘されるとそれが肉付けされ羽毛や毛だけでなく色までも想像たくましく再現された画像がすぐに描かれるので楽しみが多くなりました。さらに、研究者と画家のコラボレーションがうまくいくと、この翼竜の離陸シーンの想像図などが迫力たっぷりに再現されます。

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 そもそもこんなに大きく、こんなに頭の大きなものが空を飛ぶということだけでも想像を絶するものがありますが、航空力学的にも不可能ではないということがどんどん明らかになってくると、彼らの飛行術までもが解析可能になってくるようです。離陸時の骨や筋肉の動きの再現図もありますので興味がありましたら是非とも Scientific American 10月号あるいはそのもとになった原著論文にあたってみてください。

 もう化石の骨だけを見て満足する時代は過ぎて、動画にまで昇華させないと研究の完成形にはならない時代になったようで、ファンにとってはたまらなく楽しいのですが、研究者やその周辺の方々にとってはなかなか大変な時代になってきたとも言えるのかもしれません。










by STOCHINAI | 2019-09-18 22:24 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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