2019年 09月 25日
初秋の夕暮れと刀の鍔と
寒くなってくると夕暮れが美しくなります。
我が家の2階のベランダから南西の方向を撮ってみました。手前には隣家の屋根、電線や電柱の向こうには札樽バイパスが東西に走っています。遠くに見える向こうの山はわかりません。
反対側をヘリコプターが飛んでいました。
丘珠空港へ着陸するようです。
こちらが丘珠空港の方角です。
南の方角には空き家となった旧勤医協中央病院のビルがあります。6年ほど前に札幌新道に沿って東側に移転したあとも建物が取り壊されずに残っています。
そんなに廃墟めいてはいませんが、これだけ大きな空きビルはなかなかお目にかかれないと思います。
さて、今日は The Public Domain Review のブログが更新されていました。なんと刀の鍔(つば)のカタログです。
我々日本人ならパッと見てすぐに刀の鍔だとわかりますが、タイトルには「日本の刀のガード」と書かれています。
公開されているのはボストンの公共図書館です。ドイツ語なので読めませんが、写真があるのでパラパラと見ているだけでも楽しいです。さらに、刀の鍔ももともとは実用的なものだったのでしょうが、戦乱がなくなってくるときわめて装飾性が高くなってきたこともよくわかります。カタログといえども十分に情報誌としての意味があるのですね。
こちらは比較的実用性が高い鍔です。
そして、こちらはほとんど実用性は無視して芸術性を追求した繊細な透かし彫りになっています。
こういうのが外国発で公開されるのもなかなか味があるのですが、日本での情報収集はきちんとされているのか心配にもなります。
by STOCHINAI
| 2019-09-25 22:11
| 札幌・北海道
|
Comments(0)