2019年 12月 25日
観測史上初めてとなりそうな少雪
夕方のNHKニュースでは「札幌管区気象台によりますと、26日午前0時まで札幌市で積雪が観測されなければ、記録が残っている1961年以降初めて、クリスマスの日に札幌市で積雪0センチを記録するということです」と言っていました。





NHKニュースの画面に出た大通公園の様子だと思いますが、確かに積雪はゼロっぽいですね。

ところが、私が今朝の8時に見たアメダスでは札幌の積雪が1センチになっていたはずです。
驚いて表形式のアメダスを見直してみました。

確かに現在のアメダスの表には午前1時から10時まで積雪はゼロと記録されています。
今朝見たのは幻だったのか、それとも朝の寝ぼけた目で見たので見間違えたのかとちょっと落ち込みそうになりました。
おかしいなあと思いながら、今朝見た iPad Pro をもう一度開いてみたところ、Safariの画面は今朝のキャッシュが残っているらしく今朝のままでした。それを落ち着いて見直してみると、やはり8時の積雪は1センチと表示されています。

自分がボケていたわけではないことが記録に残っていて安心しました。
しかし、この1センチというデータはどうして修正されてしまったのかちょっと心配になります。おそらくマニュアルで修正されたものと思いますが、自動測定のアメダスのデータをそう簡単に書き換えていいものなのでしょうか?
いろいろと考えてしまいますが、気象台には気象台の都合やルールというものもあるでしょうから、これは見逃してあげることにしたいと思います(私がまちがっていなかったことも証明されたので、寛容になっています(笑))。
それにしてもこの1センチがあるかないかで、札幌の1961年以降の記録が更新されるかされないかという大事になってしまうかもしれないことはちょっと心配になります。
と思いながら夜になってからまたアメダスを見て、思わず笑ってしまいました。

午後7時から積雪深が1センチになっているではありませんか。今度は8時も9時もずっと1センチのままなので、マニュアルで修正するというようなことも必要なさそうです(笑)。つまり、日付が変わる前に積雪がゼロではなくなったので「観測開始以来」の記録にはならずに済んだということのようです。
それにしても雪が少ないことには変わりないので、この冬の雪まつりの雪輸送などはちょっと大変になりそうなことは変わりがありません。
とりあえずウェザーニュースで最新の天気予報を見てみると、年末年始には降りそうな気配はありますね。

クリスマスとしては確かに歴史的に雪の少ない札幌だったとは思いますが、十分に寒いですし雪がまったくないわけでもなく、冬に雪が少ないのは決して悪いことではないと改めて思う今日なのでありました。
年が明けるまで1週間を切りました。あとは皆さま共々、のんびりと新年を迎えられることを願っています。
良いお年をお迎えください。
by STOCHINAI
| 2019-12-25 22:35
| 札幌・北海道
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