5号館を出て

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増え続ける新規感染者数

 昨日に続いてコロナウイルスの新規陽性感染者数が増えています。

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 昨日、愛知に抜かれて日中は暫定4位に戻っていた北海道もまた5位に戻っています。

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 それよりもなによりも日本全体での感染者数の増加が急増していることはグラフからも見てとれます。この調子なら、明日はもっと増えるだろうことは小学生でも予測できます。

 かなりまずいフェーズに入ってきている気がします。

 この結果を受けて、対応をしたとしてもその結果が翌日ではなく早くても5日後、普通には2週間後にならなければわからないというところが話を難しくしています。昨日今日の結果を見て、日々の行動を反省し・変更したとしても、その結果が出るか出ないかは来週以降にならなければわかりません。

 同様に日々効果が出ている都道府県があるのですが、その効果のもととなっているアクションも2週間前にとられたものだということになります。

 こういうことの評価はとても難しく、マスコミもとても困っていることがわかります。

 しかし、そんなことは言っていられません。現在の結果を生んだアクションと、現在とられているアクションが有無であろう結果を評価するのはマスコミの仕事なのです。

 必死でがんばってほしいと思います。

 さて、ほとんどすべての学校が休校になっており、そこから吐き出されている学生、生徒、児童に対して日本中の教育・エンターテイメント界隈の方々も必死でサポートしようとしております。

 そうした中で頑張っているひとつの組織である札幌市図書館の電子書籍にも新刊が入りました。

 運良く借りられたこの本はちょっと感慨深いものがあります。

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 なんと著者があの「裸のサル」のデズモンド・モリスです。ヒトは毛のなくなったサルに過ぎないということを主張した「裸のサル」は私が学生時代に読んでヒトもただの動物の一種にすぎないという見方を教えてくれた「進化論」レベルの重要な本です。それを書いた同じ著者が愛情あふれる目でフクロウを見つめたこの本は別な意味で重要な意味を感じました。

 本の中にあった素晴らしい一枚の絵をご紹介しておきます。

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 フクロウって、たぶん見た目があまりにもヒトに似ているせいで、古くからヒトが思い入れを込めてきたアイコンなのだろうと思います。そして意外にヒトによく慣れることもあってこの動物がただのトリではなく、ヒトとコミュニケーションを取り続けけてきたことがとてもよくわかる貴重な本だと思いました。

 私は返却しましたので、ぜひ次の方はじっくりとお読みいただきたいと思いました。

 フクロウ好きのヒトにはバイブルになると思います。









by STOCHINAI | 2020-04-01 23:52 | 医療・健康 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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