5号館を出て

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国内感染者数3000人越えから3日、日次感染者数連続300人越え続く

 今日の午後8時過ぎの新型コロナウイルス感染者数のデータです(ソースはこちら)。

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 このところ毎日たくさんの方が新型コロナ感染陽性と判定されております。特に今日を含めて3日間は毎日300人の新規感染者が報告されるようになりました。記録された感染者数は日次300名を越えた日から3000名を越えて、明日中には4000名を越えると予想されています。1000人を超えたのが3月20日で、2000人を越えたのが3月31日です。そして明日3000人を越えると、1000人の増加が11日から6日とほぼ半減するスピードで感染者が増えていることになります。この増加率が続くならば今週中には感染者の合計が5000人を越えることも危惧されます。

 最初の頃は、北海道が日本で一番感染者の多い地域だったのですが、このところどんどん北海道の順位は下がってきています。

 そして人口の多さと比例するような結果になってきて東京がダントツのトップで他の地域を引き離してきています。

 順位は日を追って変わってきているだけではなく、今日などは時間・分単位で入れ替わりが起こっています。

 こちらは今日の午後8時すぎの各地の結果です。

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 北海道は7位になっていますが、昨日まではたしか6位だったと思います。この調子だと明日か明後日には埼玉にも抜かれて8位になる可能性もかなり高いと思われます。

 さらに30分後くらいにはまたデータが新しくなっています。

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 愛知に今日のデータが入りましたが、4人だったので順位に影響はありませんでした。

 順位が上がることがうれしいランキングではありませんので、北海道が1位から7位まで陥落してきたことは、北海道にとっては喜ばしいことなのですが順位を上げてきている地方にとってはとんでもないバッド・ニュースです。

 北海道は最初の頃、全国一の発病地域で非常な危機感をもって対応したことが順位を下げることに貢献してきているようにも思われ、そういう意味では「幸運」だったのかもしれないとも思います。

 最初に北海道の感染率が全国一になった理由としては世界的に有名な「雪まつり」で世界各国からお客さんが集まったことが原因となっているのではないかと言われていますが、はっきりはしません。ただ、そのころ武漢ではすでに新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクが始まっていたと言われていますので、武漢からの観光客もたくさんきていた雪まつりの会場で感染が拡がった可能性はかなり高いと考えられています。

 札幌の感染者の推移はこちらのグラフにまとめられています。

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 今年のさっぽろ雪まつりは2月4日から11日(一部は1月31日から)でした。その頃に感染が拡がったとしたならば、潜伏期が5日から14日と言われる新型コロナウイルス感染症が札幌で拡がるのは2月9日から25日ころということになりますが、まさにその頃から感染者が記録されています。

 その頃から、どうすることもできずに感染者が増え続けて、3月12日には初の死亡者も出てしまいました。

 2月28日には北海道知事が「緊急事態宣言」を出し「道民に、特に週末の外出を控えるよう」呼びかけました。それと前後して北海道の小中学校を休校とするように各地方の教育委員会に要望、北海道教育委員会は26日、北海道内の全公立小中学校を27日以降の数日間、一斉に臨時休校とするよう市町村に要請しています。その翌日くらいでしたか、安倍総理大臣もそれに追随するように27日、全国すべての小中高校と特別支援学校に3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請しています。

 小中学校、さらには高校の休校が感染者数の減少に貢献したかどうかについては確認することはできないのですが、少なくとも北海道については3月半ば頃から着実に患者数が減少を続けてこんにちに至っています。

 ところが残念ながら、北海道での減少に反比例するように東京や大阪の大都市圏における感染者数の増加が続いてきています。今も小中学校高校の休校は続いていますので、それは感染者数減少に貢献していないことは明らかなのかもしれません。

 それよりもやはり大都市における外出の抑制が大きなファクターであるような気がします。

 この先、北海道も予断は許されないのですが、東京・大阪・名古屋圏での感染者数を減らすことができるかどうかが現状の大きな課題となっているのだと思います。

 そんな中、このコロナ感染症と対峙する上で認識して置かなければならない大きな課題が本日の北海道での感染者確認から見えてきました。

 こちらは本日、唯一確認された新しい感染者の方のデータです。

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 道内194例目の方なのですが、最後の欄に書かれているようにこの方は「3月26日公表した道内168例目と同一人物」なのです。

 こちらが道内168例目の方の記録です。

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 30代の女性の方ですが、半月前に確認されて治癒・ウイルス消失が確認されていた方なのですが、再度ウイルス陽性と判定されています。このウイルス感染症ではしばしば見られていた現象なのですが、再感染なのか検出感度以下に減少していたウイルスが再度息を吹き返したのかわからないまま、陰性になった方が再度陽性になるということがあるということですね。

 これは戦う相手がかなり難しいと感じられます。
 
 こんな相手を前に1年後にオリンピックを予定するなど無謀以外のなにものでもないと感じられます。

 ここはひとまずすべての予定をキャンセルして、ウイルスとの戦いが終わるまで2年でも3年でも腰を据えて相手をするしかないような気がします。

 なめたらあかんぜよ。










by STOCHINAI | 2020-04-05 22:03 | 医療・健康 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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