2005年 11月 21日
ウェブの深さ
先日のCoSTEP演習でもお話ししたことですが、ブログを書いている時に読者を思い浮かべながら書くということは大切だと思います。中の良い友達や、家族の顔を思い出しながらエントリーを書くのは楽しいことだと思います。しかし、その読者のほとんどが見知らぬ人で、場合によっては1000人くらいにもなるということが実感されると、それなりの怖さを感じるものです。
ブログを始めたばかりのときには、アクセス解析をしてみても数人とか何十人とか、そのうちの何割かは自分自身であったりすることを発見して、笑ってみたりちょっと失望してみたりということを、私も繰り返していました。しかし、そんな状況の時でさえ想像もしていなかった方が読んで、時には反応(コメントやトラックバック)をいただくことがあり、もちろん最初のうちは嬉しいことが多いのですが、時としてとても不快な経験をすることにもなります。
いずれにしても反応が返って来ているうちは、こちらとしても読んでいる方の存在を実感できるので、怖いといってもそれほどの奥深さはないのかもしれません。逆に、数百から1000以上のアクセス(ページ・ビュー)があるにもかかわらず、コメントやトラックバックは多くても数十にとどまっているわけですから、そこには物言わぬ大多数(silent majority)が間違いなく存在していることがわかります。
冷静に考えると、その物言わぬ多数派ほど恐ろしいものはないのかも知れません。
アクセスしてくるドメインを調べることはもちろん可能です。調べてみると、大手のプロバイダーを除いても、教育機関、報道機関、警察、政府関係などなど、国内ばかりではなく外国からのアクセスもあることがわかります。しかし、いくらアクセスしてくるコンピューターのドメインがわかったところで、そこから「誰」がアクセスしてきているのかは知るよしもありません。
クローズドなソーシャル・ネットワーキング・サービスなどでは、アクセスしてきているのがどこの誰で、いつ何時どこからアクセスしているのかがすべてわかるのかも知れませんが、普通のブログではどこの誰がいつ何時どこからでもアクセスすることを許可しています。
つまり、大通りで露天をやっているようなものです。
世の中にはいろいろな人がいますので、こちらの想定外の反応を受けることは覚悟しておかなければなりません。もちろん、前もって起こりうるであろうことをいろいろと考えながらエントリーを書くわけですけれども、こちらの表現技術の問題もあり言いたいことが上手く伝わらないだけではなく、まったく逆の意味に取られてしまう可能性すらあり得るのが露天商の宿命です。
いたずらにブログ初心者の皆さんの恐怖心をあおるようなことはしたくはないのですが、力を持っているメディアであればこそ、その反作用の大きさも考えておく必要があります。
ウェブの奥行きがあることは、素晴らしいことでもありますが、同時に恐ろしいことでもあります。必要以上に怖がらず、逆に不用意に油断せずというのはウェブ上にとどまらず、社会生活を送る上での最低の心構えだと思います。
今日は思いつくままにダラダラと書いてみました。
ブログを始めたばかりのときには、アクセス解析をしてみても数人とか何十人とか、そのうちの何割かは自分自身であったりすることを発見して、笑ってみたりちょっと失望してみたりということを、私も繰り返していました。しかし、そんな状況の時でさえ想像もしていなかった方が読んで、時には反応(コメントやトラックバック)をいただくことがあり、もちろん最初のうちは嬉しいことが多いのですが、時としてとても不快な経験をすることにもなります。
いずれにしても反応が返って来ているうちは、こちらとしても読んでいる方の存在を実感できるので、怖いといってもそれほどの奥深さはないのかもしれません。逆に、数百から1000以上のアクセス(ページ・ビュー)があるにもかかわらず、コメントやトラックバックは多くても数十にとどまっているわけですから、そこには物言わぬ大多数(silent majority)が間違いなく存在していることがわかります。
冷静に考えると、その物言わぬ多数派ほど恐ろしいものはないのかも知れません。
アクセスしてくるドメインを調べることはもちろん可能です。調べてみると、大手のプロバイダーを除いても、教育機関、報道機関、警察、政府関係などなど、国内ばかりではなく外国からのアクセスもあることがわかります。しかし、いくらアクセスしてくるコンピューターのドメインがわかったところで、そこから「誰」がアクセスしてきているのかは知るよしもありません。
クローズドなソーシャル・ネットワーキング・サービスなどでは、アクセスしてきているのがどこの誰で、いつ何時どこからアクセスしているのかがすべてわかるのかも知れませんが、普通のブログではどこの誰がいつ何時どこからでもアクセスすることを許可しています。
つまり、大通りで露天をやっているようなものです。
世の中にはいろいろな人がいますので、こちらの想定外の反応を受けることは覚悟しておかなければなりません。もちろん、前もって起こりうるであろうことをいろいろと考えながらエントリーを書くわけですけれども、こちらの表現技術の問題もあり言いたいことが上手く伝わらないだけではなく、まったく逆の意味に取られてしまう可能性すらあり得るのが露天商の宿命です。
いたずらにブログ初心者の皆さんの恐怖心をあおるようなことはしたくはないのですが、力を持っているメディアであればこそ、その反作用の大きさも考えておく必要があります。
ウェブの奥行きがあることは、素晴らしいことでもありますが、同時に恐ろしいことでもあります。必要以上に怖がらず、逆に不用意に油断せずというのはウェブ上にとどまらず、社会生活を送る上での最低の心構えだと思います。
今日は思いつくままにダラダラと書いてみました。
by stochinai
| 2005-11-21 22:48
| コンピューター・ネット
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