5号館を出て

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北海道の夏

 今日は午前中から夕方まで25℃を越える安定の夏日になりました。それでも少し風が吹いており、エアコンのない我が家でも室内にいる限りは暑くてたまらないということにはなりません。このくらいの夏なら歓迎ですね。

 さて、昨日の午後10時現在のNHKのまとめで1259人となっていたコロナカウントですが、今朝出ていた午前0時現在のものでは1264人と増えていました。どちらにしても今までの新記録です。そして今日は今日で早々にこの記録が破られて午後8時半のまとめで1299人となっています。あと何人かは増えそうな気はします。

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 この後、万の単位まで増加する可能性ももちろんあるのでしょうが、どうやら日本全体がこの話題を避けたくなってきているようでニュースで扱う時間もだんだんと短くなってきているようです。死亡者のカウントがそれほど増えていないというのが話題を避けることの口実になっているようですが、東京都では着々と重傷者が増えてきており、今日はさすがに堪忍袋の緒が切れたという感じで東京都の医師会がブチ切れの記者会見をやって急いで国会を開いて法律を改正してくれと叫んでいましたが、政府から何らかの反応があったというふうには聞こえてきません。政府はもう少し放置しようとしているように見えます。

 日本中の大多数の方は個々人でできる対策はすでにとっておられることと思いますが、感染症の拡大は一人でどうこうできるものではなく、国全体での人の動きをコントロールしなければ制御できないということは前回の緊急事態宣言での行動制限によって証明されているのだと思いますが、政府としてはあれをもう一度やって経済がほぼ停止するということにはもう耐えられないということだと思います。

 経済を止めるくらいなら日本が滅びても構わない、というくらいの気持ちなのかもしれません。後は国民がそのことについてどう思うかということなのですが、国民の意志は選挙がない限りはっきりと知ることはできないので、とりあえずは現政権がどうするのかを見守るしかないのかもしれません。

 というわけで私は明日の講義の準備をしながら時々庭に出て写真を撮っておりました。

 まずは今朝撮ったカプトメデューサの種からです。

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 L字型に折れ曲がった角のあたりがなんとなく飛び出してきているような気がしないでもありませんが、まだはっきりと何かが起こっているということは言えない感じです。

 庭では他のものを圧倒してノウゼンカズラの時代が始まりました。

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 最初はポツポツとあちこちで咲いている感じでしたが、だんだんとクラスターになってきてコロナの感染拡大の模式図みたいにも思えてきます。

 青空の中の小さなクラスターもきれいです。

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 ノウゼンカズラは一日花で咲いたら落ちてしまいます。

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 落ちてもしっかりしてきれいなままです。

 西日が差す頃に撮ったギボウシの花です。

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 ギボウシも一日花なので、この時間になるとしぼんでいます。

 ミニバラも花はほぼ終わりました。

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 夕日に当たったベビーリーフは「おいしそう」です。

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 まだ花数は少ないですが、ブライダルベールも夏に元気になる花です。

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 昼間にはかなり暑くなった札幌ですが、夕方になるとスーッと熱気が去って気持ちのよい夕方になるのが北海道です。

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 いつもの年なら、是非ともこの季節にいらしてくださいとお誘いするところなのですが、今年はそんなことも言えない夏なのが悲しいですね。










by STOCHINAI | 2020-07-30 23:22 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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