5号館を出て

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立秋も最後の候になりました

 今日から立秋も末候「蒙霧升降 (ふかききりまとう)」にはいりました。本州では日本の最高気温を記録したなどという恐ろしげなニュースも入ってきていますが、北海道は穏やかに初秋へと向かっているようです。

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 札幌も今日はちょっと暑いと思い、昼ちょっと前から夜用のカーテンで日差しをさえぎりました。

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 夜にしか殆ど使わないカーテンですが、締め切ると部屋が真っ暗になるかと思うと、室内は十分に明るく、また驚くほどの熱をさえぎる力があります。太陽がそれくらい強いということですね。

 こちらは隣の窓ですが、外にはノウゼンカズラの日除けもあるので、こちらはそれほど陽光は強くありません。

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 玄関前にはカーポートがあってひざしをさえぎってくれていますが、その向こうにある道路は灼熱になっています。

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 どのくらい暑かったかというと、浜松の方からは笑われてしまうようなものでした。

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 最高気温は12時40分に29.7℃です。その1時間前後は28℃を越えていますが、さらに1時間前後は前こそ28℃近いものの、午後には25.5℃まで急激に涼しくなりました。

 これが北海道のエアコンがいらない「夏」です。

 午後10時の札幌市の外気温は20℃から22℃で窓を開けていると寒いくらいになっています。

 秋を感じます。

 ビンの中で育成中のカプトメデューサは今朝も元気でした。

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 昨日から外に出した2つの芽生えは、ときどき乾燥しているのですが霧を吹いてやるとなんとなく生き返るふうなのは、さすが小さくてもエアプランツの強さを感じます。

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 こんなに小さな緑でそこらへんにある普通の植物だと、ほんの短時間乾燥させただけで死んでしまうと思うのですが、今日は2-3度乾燥したはずなのに霧吹きで復活しているふうです(笑)。

 しばらくビンの温室には戻さないで観察してみることにします。









by STOCHINAI | 2020-08-17 22:28 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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