2020年 11月 17日
放ったらかしでは良くなるはずはない
昨日よりはちょっとマシな朝だった気がします。










雲の間からですが、太陽が少し見えています。

予報通り、午前中は晴れるのかもしれません。
今日は3ヶ月に一度のデンタルチェックアップの日なので、歯医者さんに行かなければなりません。今日の午後には札幌市は不要不急の移動をしないように知事・市長からの依頼が出るということのようですが、朝の時点ではまだそのような依頼は聞こえてきませんので、不要不急と言われれば反論はできないデンタルチェックアップに行ってきました。
天気は良くなってきていましたが、初冬らしい気温の中を自転車です。
日本の行政のあまりの無策にGoogleも心配になったのか、なんと「米Googleは11月17日、8月に米国向けに公開した新型コロナウイルス感染予測サービス「COVID-19 Public Forecasts」の日本版「COVID-19感染予測(日本版)」を公開」してきました。
日本中のメディアが紹介しているようですが、例えばこちらをごらんください。
ITmedia NEWS > 企業・業界動向 > Google、都道府県別コロナ予測「COVID-19感染予測(...
Google、都道府県別コロナ予測「COVID-19感染予測(日本版)」提供開始

最初に出てくる図が今後4週間で「予測される死亡者数」と「予測される陽性者数」ですが、いきなり512人の死亡と53321人の陽性者ということで驚かされます。Googleも日本の現状を心配して、このままなにもしなければこうなるぞという「警告」だと感じました。
この最初の図は日本地図の地域を選択すると各地ごとのデータが表示されます。
早速、北海道を表示させてみましょう。

予測死亡者数が116人とかなり深刻な数字になっています。もちろん、現状の日本のまま最悪の状況からなにも対策を講じなければこうなるということです。
次に大阪を出してみます。

死亡者が64人です。十分にひどいですが、その倍近くになる北海道がいかにひどい状況であるかがわかります。日本各地を予測死亡者数で並べたリストはこうなります。

北海道の116人を先頭に、大阪64人、東京43人、神奈川40人と続きます。それにしても北海道が最悪で、頭が痛くなります。
もちろん、現状のデータをもとにした予測なので必ずこうなるということではなく、逆にこうならないように日本全体で対策を講じてほしいというための「予測」なのですが、日本全体がこのままではどんどん悪くなるということが現状から予測されるということです。
北海道だけではなく、日本全国が同じようになるぞというデータもあります。このままでは直線的に死亡者が増えていくでしょう。

この予測のもとになったデータはすべて日本で集められて公開されているものだけです。

繰り返しますが、現状でなにも手を打たなければこうなると予測せざるを得ませんというシミュレーションです。
実際に、今日も今までで最悪レベルの新規感染者が報告されています。まだ状況の改善がなされていないということです。

この状況を変えられるのは日本の政府・行政と国民の力だけです。
北海道を先頭に最悪の状況にまできている現状をなんとかしなければ、オリンピックどころではなく日本の将来が大きく毀損されてしまうことでしょう。GoTo**は見直すつもりはないなどとたわけたことを言っている政治家の方々はもう一度このGoogleの「客観的な予測」をみて、今なにもしないということは破滅への行進を続けることだということを再確認していただきたいと思います。
できるだけ人が死なないようにするということがもっとも重要だと思いますが、もちろん人々の生活を守ることも大切です。それらをできるだけバランス良くやっていくことが政治家の方々に期待されていることですので、安易に「なにもしない」ということだけに固執せず、きめ細かにウイルスと人々の生活、そして未来の経済をバランスよく考えて身を粉にして国民のために働いていただけることを強く期待いたします。
個々人のできることは自分の身を守ることくらいです。国全体を守っていただけないのなら政治家は不要ということになります。
by STOCHINAI
| 2020-11-17 22:08
| 医療・健康
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